中国ドラマ 大秦賦 が物議を醸している。

時は春秋戦国時代末期。戦国七雄が覇を争っていた時代。秦国の昭王は晩年、ふとひ孫の嬴政の夢を見て彼が大物になる予感を感じとる。昭王の支持を受けた嬴政は紆余曲折を経て秦国の実権を握り六国平定を果たし中国史上初めての皇帝、始皇帝となる。
中国人にとっては最も身近なテーマで、これまで様々な映像化がされています。日本人にも漫画「キングダム」の大ヒットの影響で馴染みのあるテーマですね。「大秦賦」は兵器や兵士の服装も忠実に再現されており戦闘シーンも迫力満点です。俳優陣も演技派の俳優が中心で起用されていて重厚な人間ドラマに引き込まれます。嬴政(えんせい)

後の始皇帝。本作ではかなり人間的ですぐに泣いたり感情的に怒ったりする。有能な部下達の忠告を聞き入れず呂不韋（中国ドラマ 赘婿 DVD）の仇討ち戦を仕掛け挙句大敗したりした。優秀なリーダーという感じが余り伝わってこず、中国内でも否定的な意見が出たとか
母・趙姫と嫪毐の愛人関係発覚後、寝室に忍びこみベッドの天井の紐に剣をくくりつけるメンヘラな部分も持ち合わせている。謎行動でした…
でもやはり中国統一を果たした始皇帝の業績は偉大です！