kinokuni ブログ

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和歌山県御坊市 庭につくしが生えていました。春ですね

2010-03-07 13:43:44 | 家を建てる
いつも庭の愛車のパジェロを置くところで、ふと地面を見ると、かわいいつくしが生えていました。いつも気がつかないのに、今日は朝から竹林伐採に少しだけ参加させていただき、
そのお陰さまで、身近な自然に少しだけ目を向けることができるようになったのかなと思いました。
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和歌山県 竹林伐採で学ぶ 竹の種類と用途

2010-03-07 13:28:55 | 家を建てる
 日本の竹の代表マダケ(真竹、苦竹)、ハチク(淡竹、呉竹)、モウソウチク(孟宗竹)、の三種について原産と利用の歴史を簡単に考察する。

(1)マダケ
 マダケは化石などより日本原産説が正しいとされ、北海道を除く各地に植栽されている。表皮部がちみつで弾力性に富み、建築材(垂木・窓格子・棚吊り等)に、特に弓道の弓にマダケは欠かせない。

(2)ハチク
 ハチクは日本原産とか、中国原産とも言われるが、勝宝三年(七五○年)頃には、既に日本にあったようで、別名の呉竹(くれたけ)は呉から渡来した竹に由来する。枝が細かく分枝するため竹ぼうきに、稈(かん)が細く割り易いため茶筅(ちゃせん)や簾(す)に利用された。正倉院の楽器である呉竹笙(くれたけのしょう)、呉竹竿(くれたけのう)、彫刻尺八、さらには、天平宝物の筆などはハチク製品と鑑定されている。

(3)モウソウチク
 モウソウチクは中国南部原産のものを、第二一代薩摩藩主島津吉貴が、琉球経由で天文元年(一七三六年)に磯別邸(現在の鹿児島市磯庭園)に移植させたのが始まりとされる。しかし、京都市宇治の黄柴山万福寺に一六六一年に移植された子孫が、京都市の寂照院に現存するとも言われており、どちらが日本におけるモウソウチクの祖先か不明である。モウソウチクは食材(タケノコ)と竹材で重宝がられるが、節間の短さ、粘りの弱さで細工用にはマダケ、ハチクに劣っている。


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