【上棟式(建前)の由来】
上棟は、「建前」、「棟上げ」、「建て方」とも呼ばれています。
この「建前」という言葉、どこかで聞いたことありませんか?
最近は、あまり使われていないようですが、
実は「本音と建前」という言葉の語源 が上棟の時に使われる「建前」からなんです。
それは、こんな話しだそうです...。
昔、とても高名な棟梁がいました。
その棟梁が明日が建前という前の晩になって、自分のミスに気づきます。
・・・玄関の柱を短く刻んでしまって、どう考えても直せない・・・
棟梁は、自分 の未熟さに死のうと考えます。
それを見た棟梁の奥さんが、
自分が代わりに死んでも良いとまで思い、棟梁に酒を飲ませて寝かしつけ、
寝ないで考えたのが、枡(マス)を使って補修する方法でした。
翌朝目覚めた棟梁は、奥さんの差し出した枡を受け取ると、「わかった!」と言い、
柱の足りない分を補い、事なきを得たのです。
ところ が!!!
自分の恥が表に出るのを恐れた棟梁は、自分の表向きの見栄や意地のために、奥さんを殺してしまいました。
殺してから棟梁は、自分の犯した罪を悔い、未来永劫、
弔うと心に誓い女の七つ道具(口紅・鏡・櫛・かんざし・おしろい・こうがい・かつら)を
棟の上に飾って供養したと言うのが始まりで、建前の儀式となったそうです。
「タテマエ」にこだわるあまり妻を殺してしまった男の見栄や意地に、
「ホンネ」で応じた女の悲話が「本音と建前」の語源となったと言われています。
とても悲しい話しですね。しかし、奥さんの夫を思う気持ちの強さに心を打たれました。
上棟は、「建前」、「棟上げ」、「建て方」とも呼ばれています。
この「建前」という言葉、どこかで聞いたことありませんか?
最近は、あまり使われていないようですが、
実は「本音と建前」という言葉の語源 が上棟の時に使われる「建前」からなんです。
それは、こんな話しだそうです...。
昔、とても高名な棟梁がいました。
その棟梁が明日が建前という前の晩になって、自分のミスに気づきます。
・・・玄関の柱を短く刻んでしまって、どう考えても直せない・・・
棟梁は、自分 の未熟さに死のうと考えます。
それを見た棟梁の奥さんが、
自分が代わりに死んでも良いとまで思い、棟梁に酒を飲ませて寝かしつけ、
寝ないで考えたのが、枡(マス)を使って補修する方法でした。
翌朝目覚めた棟梁は、奥さんの差し出した枡を受け取ると、「わかった!」と言い、
柱の足りない分を補い、事なきを得たのです。
ところ が!!!
自分の恥が表に出るのを恐れた棟梁は、自分の表向きの見栄や意地のために、奥さんを殺してしまいました。
殺してから棟梁は、自分の犯した罪を悔い、未来永劫、
弔うと心に誓い女の七つ道具(口紅・鏡・櫛・かんざし・おしろい・こうがい・かつら)を
棟の上に飾って供養したと言うのが始まりで、建前の儀式となったそうです。
「タテマエ」にこだわるあまり妻を殺してしまった男の見栄や意地に、
「ホンネ」で応じた女の悲話が「本音と建前」の語源となったと言われています。
とても悲しい話しですね。しかし、奥さんの夫を思う気持ちの強さに心を打たれました。