うたたね猫のお気楽生活【復活版】

ビーズに家庭菜園、バラに読書・・多趣味すぎてお金もありませんが、それでも毎日元気で生きてます。

朝方の火事

2012-08-08 23:59:52 | Weblog
4時頃メールの音がして

「なんだよ、今頃・・」と思ってみると

「今の火事どこだって?」とのメール。

ぽかーん?と、しているとたちまち消防のサイレンの音。

「判らん?」と、メールした。


窓から眺めていると、どうも近くらしい。

「診療所の近くらしい」と、またメールを貰う。

「ええ?」と、びっくり。

我が家から、500メートルほどの距離。


あわててサンダルを引っ掛けて我が家から東側の県道に出てみる。

何人か眺めている人がいる。

もう一回、今度は我が家から西側の工場団地の方へ走って見る。

消防のサイレンも見えるし、焦げ臭い臭いがあたりを漂っている。


けど、近くに行ったわけでは無いしはっきりと「誰さんの家」とは

特定できなかった。

仕方無いので、とぼとぼと歩いて家に帰った。

朝の4時ってこんなに明るいんだ。

あたりはうっすらと夜明けを感じさせる色が射してきた。


とぼとぼ歩きながら「何かで見たような感じ」がした。

ああそうだ。

゛時をかける少女゛で、

火事を知ったとき、五郎ちゃんの家の方?と、主人公の女の子が

サンダルをひっかけて飛び出したんだ。

それを思い出したのは、もう夕方になってから。

タイルの細い道、神社の階段・・・

映画で見た風景を実際に見てきたので、余計印象に残っているし

多感な思春期に見た映画なので、いつも心のどこかにある。

「あなた、わたしの元から突然消えたりしーないでね~」

ちょっと歌っていた。


火事なので人事ではないし、哀愁を感じている場合ではないんだけど。


朝、七時半ころ、友達が「近く?」と心配して電話をくれた。

その友達は、なんと「福島の南相馬市で仕事」をしていた。

「今日は帰る」とのこと。

「帰ったらご飯をまた食べようね~」と、電話を切った。


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