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200回記念ジュニア競技会 千葉Pご挨拶

2011-06-18 21:07:25 | 日記

千葉晃のジュニアゴルフミーティング
200回記念スペシャル競技会 
~がんばろう!東日本~
   
ご挨拶

皆さんこんにちは
今日は、たくさんの方にお集まり頂きありがとうございます。おかげさまで北谷津ゴルフガーデンにおいてジュニアゴルフミーティングを開催してから、早くも200回となりました.
ジュニアゴルファーのためにいろいろとお力添え頂いている方々に、改めてお礼申し上げます。ありがとうございます。
 ジュニアゴルファーの指導に長く携わってきて、教えると言うよりも、ジュニアから学ぶことも多かったように思います。
その中でも2つの大切なことをここでお話したいと思います。
一つは「感謝」です。家族はじめ周りの人たち全てに感謝の気持ちを持ち、できれば声を出してそれを伝えると言うことです。
幼い頃は素直にありがとう!といえるのですが、小学校高学年、中学、高校になるにしたがって恥ずかしさもあって、なかなか言葉にできなくなってくるのが感謝の言葉です。どうですか?ジュニアのみんなは、普段から「ありがとう!」って、言っていますか?また、ある程度ゴルフが上手くなってスコアや成績がよくなると、優越感が出てきて、感謝の気持ちを忘れてしまうこともあります。
球聖と呼ばれたボビー・ジョーンズも若い時は、生意気な癇癪持ちだったそうです。アメリカで良い成績を出し、1921年セントアンドアンドリュースで開催された全英オープンに初めて出場した時のことです。前半を46という最悪のスコアとし、インでも10番で6打を打ち、迎えた11番パー3のティーショットがヒルバンカーという深いバンカーに入ってしまいます。何度打っても出ずに、ついには、スコアカードを破り捨てて棄権をしてしまいました。
しかしそこからが肝心です。彼は自分の行動を恥じて、謝罪するとともに英国のゴルフ、英国のコースに関心を持ち、勉強もしました。そして、1926年にはロイヤルリザムで全英初優勝を飾り、翌1927年には、因縁のセントアンドリュースで優勝、全英2連覇を飾り、以降、最も素晴らしいコースとして、セントアンドリュースをあげ、英国のゴルフファンにも愛されたということです。
彼はそんな多くの経験の中から周りの人たちへの感謝の意味を込めて、マスターズを開催することになったのです。だからマスターズは、感謝の気持ちがこもったトーナメントなのです。だから、他の3つのメジャーとは違う特別な輝きを持っているのです。
感謝とともに私がもう一つ言いたいのは、自分に勝つと言うことです。
ゴルフは予想もつかないことが起こるゲームです。100%の力を出しても、それ以上のスコアを他の人が出して負けることもあります。スコアを崩したり、ミスショットをしても勝つこともあります。勝ったり、負けたりする。良いこともあれば、悪いこともある。人生そのものです。
ゴルフは人を相手にするというよりも、自分にどうやって勝つかというスポーツだといえます。人間ですから、時には怠けたいと思うこともあります。ラウンドの中で何をやっても上手くいかない時もあります。大切なのは、そこで弱い自分に負けないこと。実は「敵は自分の中にいる」のです。ゴルフの中でそんなことも経験し、学んでほしいと思っています。
私の挨拶は以上ですが、今後とも皆さん、どうか、ジュニアゴルファーを応援して下さい。どんな形でもいいです。また、3月11日に起きた東日本大震災に遭われた方々の一日も早い復興といいますか、日常生活に戻り、楽しくゴルフが出来るようになることを祈念して、私の挨拶と代えさせて頂きます。ありがとうございます。


            H23年6月19日
    
                          千葉 晃
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