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迫害13年 数多の法輪功学習者が消息不明

2012年10月19日 | ■中国の人権問題

迫害13年 数多の法輪功学習者が消息不明

 

迫害13年 数多の法輪功学習者が消息不明


【新唐人2012年10月19日付ニュース】先日、米国連邦議会の議員106人が連名で米国務院にアメリカが掌握している中国共産党の法輪功学習者に対する臓器狩りの証拠を公開するよう求めました。中国での法輪功学習者に対する弾圧はすでに13年間続いています。この期間中、あまたの法輪功学習者が行方不明になり、家族らは臓器狩りの犠牲者になっているのではないかと、絶望の日々を送っています。

四川省の成都理工大学の卒業生で大連市に居住していた付貴武(ふ きぶ)さんは、2000年初め、成都に仕事を探しに行ったまま、消息が途絶えています。

近日、我々は付さんの母親と連絡を取る事ができました。付さんの母親によると、2000年当時、付さんは14冊の法輪功の書籍を持って家を出たそうです。息子は恐らく、もうこの世にいないのではないかと、声を詰まらせます。

付貴武さんの母親
「この10年間をどんな心境で過ごして来たか・・・息子はもうこの世にいないのかもしれない。彼ら(当局)に殺され、心臓やら肝臓やら盗られたかもしれない。あの時期は一番厳しかったです」

山東省煙台市の賀秀玲(が しゅうれい)さんは2004年3月、当局に拘束されていた期間中、脳膜炎だとして煙台市毓璜頂(いくこうちょう)病院に送られました。まだ息が絶えていないにも関わらず、死体安置場に送られ、腰には包帯が巻かれていたそうです。遺族は腎臓を摘出されているのではと、疑っています。

その後、地元の"610弁公室"は10万元の口封じ料で和解を求めましたが、賀さんの夫に拒否されました。しかしその後、夫の徐承本(じょ しょうほん)さんも洗脳班に拘束され、不明薬物を注射されるなどの迫害を受け、結局2年後、死亡。

煙台市毓璜頂病院は法輪功学習者からの生体臓器狩りに関与したとして、2006年、"法輪功迫害真相聨合調査団(CIPFG)"によって追跡調査対象の病院にリストアップされました。

アメリカ在住の劉桂芙(りゅう けいふ)さんも、北京女子強制労働収容所に監禁されていた際、臓器狩りの対象になりかけたと話します。

在米中国人 劉桂英さん
「1ヶ月の間6回も血液検査をして、私の臓器を調べていました。体重を量ったとき、10日間で7.5kgも体重が落ちたことが原因で臓器を取られずに済みました」

2006年3月、瀋陽市蘇家屯(そかとん)の病院で生きた法輪功学習者から臓器を摘出していた事が初めて暴露されました。同年7月、カナダの元国会議員デービッド・キルガー氏と人権派弁護士デービッド・マタス氏が独立調査チームを結成。その後調査報告書を発表し、中国での臓器狩りは真実であると指摘しました。両氏は国際社会に中国の現状を知らせるため、世界中を駆け回っています。このたび、キルガー氏の緊急来日が決まり、10月26日、東京で記者会見を開く予定です。

新唐人テレビがお伝えしました。


http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/10/16/a780929.html(中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)


中共の臓器狩り 国連人権理事会で暴露

2012年10月01日 | ■中国の人権問題

中共の臓器狩り 国連人権理事会で暴露

中共の臓器狩り 国連人権理事会で暴露

 

 

【新唐人2012年10月1日付ニュース】国連人権理事会第21回会合の開催期間中、多くの国の代表者は中国の政局、王立軍、薄煕来および谷開来の政治スキャンダルなどにずっと注目していたと示しました。同時に、これらの案件の背後にある中国当局による「ファルンゴン学習者からの臓器狩り」の罪悪は、会合に出席した代表者らに衝撃を与えました。この話題については先日、国連において何度もふれられており、露出度も上がり続けています。

 

9月18日、大紀元時報総編集長・郭君さんは国際教育発展組織(IED)の首席代表パーカー博士と共に、ジュネーブで開かれた国連人権理事会会合において、100人以上の各国代表と国際非政府間組織(NGO)代表者らに向け、中国共産党の臓器狩りの罪悪を暴露し、真相を明らかにするよう求めました。その後の数日、この問題は多くの代表者の間で話題となりました。

 

先日裁判を終えたばかりの“王立軍事件”により、多くの代表者は、王立軍、薄煕来、谷開来らの事件は、中国政府が表面上行った裁判のように簡単なものではなく、「事件の中にさらに事件がある」との見方を示しました。また、中国共産党政局の核心はファルンゴン事件と関係し、薄煕来事件は生きたファルンゴン学習者からの臓器摘出および死体売買などに関係していると意識するようになりました。

 

「大紀元時報」総編集長 郭君さん

「これは国連の正式な場で、生きた法輪功学習者からの臓器摘出の告発に関する初めての討論です。多くの国の代表者が第21回国連人権理事会で、この案件が明るみに出たことを非常に喜び議論しました。当日会合に参加できなかった国の代表者も国連のウェブサイト上で、その日の私の発言を探し、録画を確認しています」

 

郭(かく)さんによると、多くの国の代表者は、将来この問題への手助けができることを望んでいたそうです。

 

「大紀元時報」総編集長 郭君さん

「一部国の代表は非常に関心を持ち、帰国後に研究したいので、もっと多くの資料がほしい。どのようにさらなる行動を採るべきか研究したいと言いました。また米国がこのことについて、さらに一歩進んだ行動を採ることを望む代表もおり、彼らも米国と共に行動を起こせることを期待していました」

 

一方、郭さんはこのことを喜ぶと同時に、重く感じたと話します。大紀元が中国共産党による生きたファルンゴン学習者からの臓器摘出を初めて伝えたのは、2006年。しかし、国連に告発を提出できたのはそれから6年後だったからです。

 

「大紀元時報」総編集長 郭君さん

「長すぎる道のりです。このような犯罪は人類の歴史上起きたことのない惨劇で、全ての人の尊厳に挑戦しています。今回の我々の発言後、中共代表団は直ちに否定し、嘘をつき続けています。その罪悪の本質は中共の犯したジェノサイドです。だから、中共は国家権力を使ってこのことを隠ぺいしているのです」

 

多くの国の代表者は、国連と国際社会が中国に入り本件を調査し、関係する犯人を法により裁くことを共に推進したいと示しました。郭さんは、このようなことを耳にしたすべての人が、この罪悪を終わらせるために、自分は何ができるのかを考えてほしいと述べます。

 

9月12日、米国下院の外交問題委員会の“中国共産党による、生きたファルンゴン学習者からの臓器強制摘出について”の公聴会で、米国「臓器の強制摘出に反対する医師会」のスポークスマンDamon noto(デーモン・ノト)氏は、国会の決議を通し、中国共産党が囚人や政治犯(自分の良心に従い法に従わない人)の身体から強制的に臓器を摘出することに対し厳しく非難するよう提案しました。

 

フリーライター 朱欣欣さん

「多くの人はこの事について賛否を明らかにしませんが、完全に信じていないというわけではありません。はっきりと理解していないので、どうすべきか分からないのです。国際的に権威のある人権組織がこの問題を調査することは非常に良いことだと思います。もっと早くからそうすべきでした」

 

朱さんは、もし中国共産党が外部からの調査を阻止すれば、この事が真実であることを証明してしまうと指摘します。反対に自らの無実を証明したければ、積極的に調査に協力しなければならない。当局はどちらかを必ず選択しなければならないと示します。

 

「明慧(ミンフイ)ネット」によると、9月20日、温家宝首相が政府代表団を引き連れ、ブリュッセルで開かれたEUとの首脳会議に出席した際、欧州のファルンゴン学習者らは会場近くのプラール広場で横断幕を広げ、中国共産党によるファルンゴンに対する迫害停止を求めました。

 

広場でファルンゴン学習者らは穏やかな音楽に合わせて集団煉功を行いました。彼らは中国のファルンゴン学習者の救援を望んでおり、その努力は多くの人々からも支持を得ました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/09/26/atext770188.html

(中国語)

(翻訳/赤平 編集/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/工)

 

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軍隊が臓器売買に関与 生体臓器狩りの一角

2012年09月18日 | ■中国の人権問題

軍隊が臓器売買に関与 生体臓器狩りの一角

【新唐人2012年9月18日付ニュース】中国メディアがこの頃、中国で過去最大とされる不法臓器売買事件を暴露しました。事件には北京の解放軍304病院も関与していました。一方、アナリストはごく少量の闇市犯罪行為を自ら暴露するこのようなことは、共産党体制全体による本当の犯罪を隠すためと指摘します。 


この不法臓器売買事件を暴露したのは9月10日に出版された『財経』誌。今回は51個の生体腎臓、1000万元を超える金額が事件にかかわっており、元締め、仲介、ブローカー、医療関係者を含む16人が起訴されています。そして、中国で有名な軍病院である北京解放軍304病院も関与しています。 


304病院はトップ3に入る軍病院で、正規の臓器移植手術条件を備えています。報道によると、304病院泌尿器科の葉林陽主任が闇の臓器移植に関わっていたそうです。


また、犯罪グループの腎臓の出所については、自分の腎臓を売る者から摘出したものや裁判所が売り出した死刑囚の腎臓を買ったものであると伝えています。 


一方、時事評論家・藍述さんは、中国共産党が自ら闇臓器売買について暴露する目的は、共産党体制全体の本当の犯罪行為を覆い隠すためだと指摘します。 


時事評論家 藍述さん 

「当局は一部の小さな刑事犯罪範疇に属するこの種の不法臓器売買を処理していますが、大規模な臓器売買の出所は答えられません。大規模な臓器売買の全過程がどのようなのかこれに答えることはできないのです」


中国衛生省の資料によると、中国で毎年行われる臓器移植は1999年の数百件から、2008年には1万件以上に達しています。 しかし、非政府組織アムネスティ・インターナショナルの記録によると、2000年から2005年の間、中国の死刑囚の死刑執行数は毎年平均1616人。また、死刑囚の臓器は組織適合性や冷阻血時間(れいそけつじかん)など多くの制限を受けるため、利用率は3割未満だそうです。 


中国赤十字会のデータによると、中国では親族からの臓器提供はわずか1.1%。死亡したドナーからの臓器提供の割合は百万分の0.03だそうです。 


江沢民を最初に提訴した人物 朱柯明さん 

「生体臓器狩りが大量に行われていた時期は正に法輪功に対する迫害時期であり、このことは法輪功および法輪功への迫害政策と密接な関係があります。江沢民は言いました.『肉体を消滅させ、名誉を毀損し、経済から断ち切る』と、これは法輪功迫害の3つの主要な政策です」 


2006年7月6日、カナダの人権派弁護士デービッド・マタス氏とカナダ元国会議員デービッド・キルガー氏が『中国における法輪功学習者を対象とした臓器狩りの告発に関する調査報告』を発表しました。報告が得た結論は、2000年から生きている法輪功学習者に対し行われた臓器狩りの罪悪は中国全土で未だに続いており、少なくとも失踪した4万人の法輪功学習者が臓器移植と関連があるということでした。 


9月12日、米国「臓器の強制摘出に反対する医師会」のスポークスマンDamon Noto(デーモン・ノト)氏は、2000年から中国の臓器移植数は爆発的に増加し、しかも非常に短期間で患者のために臓器を見つけだしていることは、中 国には巨大な生体臓器バンクがあることを物語っていると指摘しました。 


ノト氏はさらに、1999年から始まった中国共産党政権による法輪功への迫害および迫害の残酷さが、まさに中国の臓器移植の迅速な成長と一致している。生きた法輪功学習者からの臓器強制摘出の事実はすでに多くの研究者、外科医および中国共産党高官により実証されています。


法輪功を迫害したとして、最初に江沢民を控訴し、逆に刑務所に5年間拘禁された朱柯明さんの経歴も問題を証明しています。 


江沢民を初めて提訴した人物朱柯明さん 

「一緒に拘禁されていた他の囚人にも尋ねたことがあります。彼らも身体検査を受けましたが、彼らは名前を書きます。囚人全員の身体検査の名目で、私たちにも身体検査を受けさせました。その後本当に細かい検査を受けたのは我々法輪功学習者でした。しかも名前は書かず、番号を付けられていました」


朱さんは刑務所から出所した後、生きた法輪功学習者からの臓器摘出の事情を知り、自分も臓器摘出するための候補者だったのだと知りました。


朱さんは、共産党の弾圧政策の下、無数の法輪功学習者が生きたまま臓器を摘出されまし


藍述さんは、“この地球上からかつてない罪悪”を徹底的に暴露し制止する時が来たのだと示しました。


新唐人テレビがお伝えしました。



http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/09/14/atext764001.html.(中国語)

(翻訳/赤平 編集/坂本 ナレーター/藤坂 映像編集/工)


【閲覧注意】中共「薬殺刑」の実態(衝撃映像あり)

2012年09月03日 | ■中国の人権問題

【閲覧注意】中共「薬殺刑」の実態(衝撃映像あり)

 

中共「薬殺刑」の実態

【新唐人2012年9月2日付ニュース】中国当局が実施している薬殺刑および死刑執行車は、近年国際社会から注目されています。中国の大手ポータルサイト百度(バイドゥ)の百度百科の「薬殺刑」の説明には、自称2年間死刑車両の運転手を務めているというネットユーザーの証言が引用されています。それによると、多くの死刑囚は死刑執行車の中で薬物を注射され処刑されますが、一部死刑囚はまだ息絶えていないまま、火葬されるそうです。

この死刑執行車の運転手によると、死刑囚は麻酔剤と心臓を停止させる薬物を注射されると、およそ1分後、痙攣し始めます。次第に激しくなりますが、そのうち動かなくなります。かかる時間はおよそ5分から8分46秒だそうです。

また、走行中に処刑された場合、死刑囚は痙攣がまだ収まっていないまま、つまり脳がまだ死んでいないまま、火葬されるそうです。

我々は、アメリカエール大学医学院の腎臓専門家に脳死について伺いました。

米エール大学医学院腎臓専門家 徐建超教授
「脳死とは脳の中枢活動がなくなり、脳が徹底的死亡したことを意味します。心臓が停止しても、死亡したとは言えません。心拍停止後10分以内は心臓の機能が回復した場合、生き返る事が可能だからです。一つ疑問に思うのは薬物の注射後痙攣するということです。これは不思議です。欧米では薬物が使われても、比較的穏やかなものだからです」

徐教授によると、通常薬物注射後はある程度の時間が必要で、それから専門家が死亡を確認し、死亡報告書を作成するそうです。

時事評論家の林さんは、死刑執行車の運転手の話に基づき、なぜ死刑囚を即刻火葬するかについて、分析します。

時事評論家 林子旭さん
「これは考えるに値する問題です。衛生省黄傑夫副部長は2009年、囚人は臓器のための適切なソースではないと示しました。彼らの臓器を摘出する場合、囚人の書面同意書が必要だからです。これはある意味、間接的に死刑囚からの生体臓器摘出の現象を認めたことになります」

2006年6月15日、アメリカで発行部数首位の新聞"USA TODAY"が、"中国は薬殺刑執行車を製造"の見出しの文章を掲載し、中国が死刑執行車を製造する目的は、より速やかに、より完全に、より効率よく死刑囚の臓器を摘出・販売するためだと報じました。

アムネスティ・インターナショナルも、銃殺刑に比べ、薬死刑執行車を使用することで、もっと迅速に、もっと効率よく臓器摘出ができると記しました。アムネスティが収集した証拠からも、中国の警察や裁判所、病院が臓器売買に関与していることがわかります。アムネスティもこれに対して、抗議を示しています。

アメリカ在住の医学専門家・王さんによると、アメリカでは1995年より、この方面に関する公聴会を行っているそうです。

在米医学博士 王文怡さん
「処刑場では医師らが待機しています。銃殺されるのを待っていて、弾が当たってまだ死んでいないときに医師らが飛び掛り、奪うように臓器を摘出するのです。米国会の公聴会では複数の事例が挙げられ、王国奇という医師が宣誓後、自分が見たことを話しました」

この王国奇という医師はまた、処刑場と火葬場でじかに観察したことがあるそうです。銃殺後の死刑囚はすぐ救急車に乗せられ、2分で腎臓が摘出されるそうです。その後、もう一人の医師と火葬場について行くと、火葬場の傍らの小部屋でまた死刑囚の四肢や胸部、背中の皮膚を切り取り、生理食塩水につけ、低温保存。やけど患者の皮膚移植に使われるそうです。王国奇医師も死刑囚の角膜や他の組織を摘出した事があるそうです。

新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/08/30/atext755814.html(中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/大口 映像編集/工)


ドイツメディア「依然法輪功を恐れる北京」

2012年07月30日 | ■中国の人権問題

ドイツメディア「依然法輪功を恐れる北京」

 

ドイツメディア「依然法輪功を恐れる北京」

近日、ドイツの国際放送局"ドイチェ・ヴェレ"は、中国で13年間弾圧されている法輪功が未だに活力に溢れ、北京は依然法輪功を恐れていると報道。アナリストは、中国共産党が法輪功を恐れるのは、法輪功は非暴力で、修煉者は真善忍の理念に基づいて抗争を行っているためで、この種の力は"神の力"と言えると分析します。

法輪功に対する全面的な迫害を発動して13年。江沢民は当初3ヶ月で法輪功を消滅させると豪語しました。しかし、13年過ぎた今でも、法輪功は消滅されていないばかりか、世界100以上の国や地域に広まっています。

ドイチェ・ヴェレの報道によると、1999年7月、北京当局は法輪功への迫害を発動し、全国でいわゆる法輪功の幹部を逮捕し、長期間監禁の判決を下し、信念を捨てるよう強要。数え切れない修煉者が強制労働収容所から消えていきました。法輪功というキーワードは禁止用語になり、当局の厳しい検閲を受けるようになります。13年間の弾圧後、活力に溢れるこの修煉団体に対し、北京は依然恐れています。

時事評論家の汪さんは、共産党政権の樹立以来、共産党が党内の高官を含む誰かを倒すのはいとも簡単だったのに、法輪功だけは倒れるどころか、逆に発展を続けていると述べます。

時事評論家 汪北稷さん
「しかし1999年法輪功を迫害してから中共は誤算しました。法輪功という団体の反迫害は非暴力的なもので、歯には歯を、または暗殺や拉致、中共の政治機関や軍事機関を襲撃するなどではなく、完全な非暴力の方法で真善忍を貫いています。だから、この種の力は『神の力』に総括できます」

また、汪さんは法輪功学習者らが立ち上げたメディアやインターネットサイトに感謝の意を述べます。中国にいた頃は、これらのメディアやサイトから法輪功に関する情報を得ただけでなく、共産党の本質を知る事ができ、世界の出来事も知る事ができたと述べます。

海外に来て1年余り、法輪功学習者との接触を通じて汪さんは、法輪功学習者らは迫害を受けながらも互いに助け合い、一丸となって共産党政権による迫害の真相を伝え続けていることを目にし、感動したと述べます。

時事評論家 汪北稷さん
「偉大だと思うのは、法輪功学習者は自分が迫害を受けながら、中共に洗脳されている人や中共統治下に置かれている大陸の人を助けて、彼らが中国でも『九評共産党』が読め、共産党から脱退できるよう手助けしています。また、彼らが海外旅行に行った時、例えば香港や米国、欧州に旅行に行ったとき、真相が分かり、脱退する機会を与えるのです」

もう一つ汪さんを感動させたのは、法輪功が復興に力を入れている伝統文化。特に神韻公演は数十年間ではじめて観る正統的な公演で、魂が揺さぶられたと述べました。

時事評論家・夏小強さんは、共産党政権は国家資源や経済的手段をもって国際社会およびメディアに法輪功迫害に対し沈黙するよう脅迫したと指摘。その結果、長い期間、国際メディアによる中国当局の人権迫害に関する報道はほとんど見られなかったといいます。

2012年に入り、大手国際メディアが法輪功問題に目を向け始め、大手メディアが相次ぎ法輪功迫害の真相を報道し始めました。これは共産党政権が崩壊に向かっていることと関係すると述べます。

時事評論家 夏小強さん
「中共は法輪功に対する13年の迫害において、巨大な資源と資金を投入し、巨大な人力と財力、物力を費やし、中国経済を崩壊に直面させています。同時に迫害に用いた手段はすべて不法なものです。これは中国法制の大きな後退で、中国が法治社会に向かう可能性を断ち切りました。また、中共の真善忍への弾圧は中国社会の道徳を更に大きく滑落させ、これは社会不安を招いた原因の一つでもあります」

また、13年に及ぶ迫害は逆に法輪功を世界の舞台に立たせ、同時に、共産党自身は迫害の中で崩壊に向かっていると指摘します。

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/07/26/a737437.html(中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)


範氷々氏 新唐人の取材後 中国で意図的に中傷

2012年07月13日 | ■中国の人権問題

範氷々氏 新唐人の取材後 中国で意図的に中傷

 

範氷々氏 新唐人の取材後 中国で意図的に中傷

【新唐人2012年7月12日付ニュース】フランスのブランド、ステファン ローラン(Stephane Rolland)のイメージキャラクターを務める中国の有名女優・範氷々(ファン・ビンビン)さんがパリコレクション期間中、新唐人の取材を受けましたが、帰国後関連部門からの圧力を受けています。新唐人報道部は中国当局に対し、報道の自由への干渉および人権を侵害する不法行為をやめるよう呼びかけます。

パリコレクションの報道において、新唐人のプロフェショナルな姿勢は毎年、パリのファッション業界から好評を得ています。今年のパリコレ期間中、新唐人テレビは著名ブランド、ステファン ローランが指定した唯一の中国語メディアとなりました。

新唐人報道部責任者 黄万青 
「イメージキャラクターを務める範氷々さんが新唐人の取材を受け、帰国後中国のネット上で議論を呼び、一部の人(五毛)が悪意に満ちた中傷を行い、範氷々さんに圧力を与えています。新唐人に関連報道の取り下げを求めてきました」

新唐人の創立以来、中国共産党当局は絶えず政治、外交、経済利益などの手段で、支持者を脅迫し、新唐人を妨害しています。中国当局の妨害活動に、範氷々(ファン・ビンビン)さんおよびステファン ローランが巻き込まれたことに対し、深い遺憾を示します。

新唐人報道部責任者 黄万青
「新唐人創立の宗旨は中国の報道の自由を促進し、独立かつ信頼できる自由メディアを立ち上げるためでした。事実に誤りがなければ、メディアとしては簡単に取り下げたりしないはずです。各種勢力に左右されるのであれば、メディアの信用と公信力は失われます」

新唐人は2001年の創立から、独立かつ客観的な立場で中国の政治、経済および社会の真相、人権に関する問題を報道し続けています。SARSの隠蔽、薄熙来更迭事件などの重大事件の報道において、国際社会の支持と信頼を得ています。

新唐人報道部責任者 黄万青
「新唐人は報道において、如何なる勢力にも左右されません。客観的かつ真実を伝える報道原則を守っています。これは中共が最も恐れる事です。虚言で国民を騙す事ができなくなるからです」

中国当局には、報道の自由への干渉および人権を侵害する不法行為をやめるよう呼びかけます。また、新唐人はいかなる圧力に直面しても、報道の自由を守り、中国の人権問題に注目し、正義を貫く堅い意志は変わらないと強調しました。

新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2012/07/03/atext726346.html. (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)


9年の迫害で他界 死因究明を求めた家族も判決

2012年07月07日 | ■中国の人権問題

9年の迫害で他界 死因究明を求めた家族も判決

 

9年の迫害で他界 死因究明を求めた家族も判決

【新唐人2012年7月6日付ニュース】中国黒龍江省の秦月明さんが当局の迫害によって死亡したことで、長女が街頭で迫害を暴露し、真相究明を訴えました。わずか半月で15000人が署名・拇印しました。この事件は、我々の報道後大きな反響を呼び、最近新たに秦さんが死亡したときの写真や映像を入手しました。報道をご覧ください。

9年間待ち望んだ父親との再会。23歳の秦栄倩さんが目にしたのは、変わり果てた父親の姿でした。

当局が自然死だと主張する秦月明さんの遺体は、全身うっ血し、傷だらけです。遺体を動かしたとき、口と鼻からは大量の血が流れ出たそうです。

しかし、黒龍江省佳木斯(ジャムス)刑務所は、秦さんは心臓病で死亡し、自然死だと主張。

黒龍江省佳木斯刑務所監区長 義楓
「この問題において、家族が死因について疑うのなら、誰かが暴行したとか?過激な行為などで死亡したのなら、傷害致死なので我々は法律責任を負います」

"人格を持って保障し、過失があったら必ず責任を持つ"と豪語した刑務所の責任者。その後、遺族が刑務所を提訴したものの、地元の高等裁判所は立案後、有効期限が切れる今年の3月8日まで、何もしなかったそうです。秦さんの死因は未だになぞのままです。

秦月明案件代理人 江天勇弁護士
「裁判所のほうから検死すると言ったのに、いつするかも未だに知らされていません。今から始めるとしても多くの法律手続き、検死、資料の閲覧、開廷など、時間通りに完成するのは無理です。黒龍江省最高裁判所はすでに違法の決心がついたようです」

刑務所の監視カメラの映像からは、秦さんは死亡直前、同室の囚人たちから暴行を受けていたように見受けられます。

秦月明さんは法輪功の修煉を放棄しなかったとして、2001年2月21日から佳木斯刑務所に監禁。9年後47歳の若さで、不審な死を遂げました。

その後、秦さんの死因究明を求めた妻と次女も1年半の判決を受け、強制労働収容所に監禁。仕方なく提訴を取り下げました。

秦月明案件代理人 江天勇弁護士
「背後で610弁公室が操っています。黒龍江省高等裁判所は立案後案件の当事者秦月明の妻と娘を逮捕し、強制労働収容所に入れました。表面上の『合法性』さえも破り捨てました」

一人残された長女の秦荣倩さんは今年6月、街頭に出て父親と家族が受けている迫害を訴えました。わずか半月で15000人以上が正義の手を差し伸べ、陳情書に署名・拇印しました。

新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/06/30/atext724857.html.(中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/工)


福建省の陳情者 香港中連弁前で助けを求める

2012年07月02日 | ■中国の人権問題

福建省の陳情者 香港中連弁前で助けを求める

 

福建省の陳情者 香港中連弁前で助けを求める

【新唐人2012年7月1日付ニュース】胡錦涛主席が香港入りした29日、命がけで香港に渡った福建省の陳情者が、中央政府香港連絡事務所の前で助けを求めした。それによると、22日、福建省福清市の華僑農場がマフィアを雇い、村民らを襲い、数十人が負傷。村全体が封鎖され、数千人が危険に晒されているそうです。

福建省福清市東閣華僑農場の陳さんが衝撃的な写真を持って、中連弁の前で助けを求めました。陳さんの地元では養豚場の建設のため、不法な土地収用が行われ、村民の怒りを招きました。抵抗する村民に対し、22日夜7時過ぎ、地元幹部が300人のマフィアを雇って村民らに暴行を加え、数十人が負傷。あたりは血の海に化したそうです。

福清市東閣華僑農場 陳さん
「彼らは武器や刃物 シャベル、鉄の棒などを持って、家の中に押し入り、手当たり次第殺しかかりました。彼らはマフィアだからです」

農場の住民は全員インドネシアとベトナムからの華僑だそうです。陳さんによると、現在村全体が封鎖され、3000人の村民が危険に直面。胡錦涛主席に訴えるため25日、福清から命がけで脱出したそうです。

福清市東閣華僑農場 陳さん
「全世界の華僑にこの事を知らせたいのです。華僑は中国国内で恐ろしい抑圧を受けています」

江西省から来た陳情者二人も共産党政法委員会の恐ろしさを訴えます。陳情者の宋さんは、闇診療所が妻を殺したと訴えます。陳情者に対する警察の弾圧を目の当たりにし、一家7人が共産党組織からの脱退を表明しました。陳情者の曾さんも闇刑務所に入れられた経歴を訴えます。

江西省の陳情者 宋寧生さん
「警察が手先となって私たちは拘置所で強制労働を強いられねご飯も与えてもらえなかったです。私はわが県で(監禁された)170人目です」

江西省からの陳情者 曾九子さん
「北京に陳情に行ったときマフィアの処に20数日間も監禁され、苦しかったです」

他にも、香港人の劉さんが湖南省の父親のために訴えました。

中連弁前で陳情を続けていた香港企業家林錦明さんが29日朝自殺を図り、現在救急治療を受けています。自分の命をもって、共産党政権の凶暴性を訴え、正義を取り戻そうとしたのです。

新唐人テレビが香港からお伝えしました

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/06/30/atext724881.html.(中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/工)


中国 罰金を払っても強制堕胎

2012年06月30日 | ■中国の人権問題

中国 罰金を払っても強制堕胎

 

中国 罰金を払っても強制堕胎

【新唐人2012年6月29日付ニュース】罰金を払えなかった妊娠7ヶ月の妊婦が強制堕胎された事件は世界中に衝撃を与え、中国の非人道的な一人っ子政策に批判が集まっています。一方、罰金を払っても強制堕胎された妊婦もいます。近日、ロサンゼルスの中国領事館前では人権団体が抗議活動を行い、中国当局に虐殺をやめるよう求めました。

人権団体"国境なき女性権利"がロサンゼルスの中国領事館前で抗議活動を展開。強制堕胎された中国女性の写真を掲げて、無辜の命への虐殺をやめるよう求めました。

福建省仙游県の農民・潘春煙さん。今年4月、妊娠8ヶ月のとき、地元の副町長が自ら職員を率いて潘さんの自宅に押し入りました。村の書記が5万元の罰金を払えば胎児は保護できると約束したものの、罰金を払ったにもかかわらず潘さんはやはり強制堕胎されました。

被害者の夫 呉良傑さん
「村長はお金の分け方が不均等だと言いました。もう一人によると、鎮の書記が昇進するので成績を作って上に見せる必要があるそうです。それで私の妻を捕まえて、強制的に堕胎したのです」

一方、地元村の共産党書記は、強制堕胎は上からのノルマ達成のためだといいます。

東井村共産党書記 游氏
「上の政策では計画生育政策に違反すると、村の幹部、鎮の幹部まで全部処分を受けます。ここの出生率や政策の符合率など全部規定があります」

湖北省洪湖市の張文芳さんは、2008年、妊娠8ヶ月のときに地元一人っ子政策事務所の職員によって堕胎注射を打たれ、強制的に堕胎。結果、大出血を引き起こし、子宮まで摘出するはめになりました。

被害者 張文芳さん
「私の子宮頚管、輸卵管、右の卵巣も全部なくなりました。彼らは私を拘束しました。手術が終わっても家族に知らせませんでした」

その後、張さんは身体が衰弱しはじめ、今は車椅子生活を強いられています。

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/06/29/atext724328.html.(中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/工)


父親死亡の真相を求めて 街頭で署名を集める女性

2012年06月24日 | ■中国の人権問題

父親死亡の真相を求めて 街頭で署名を集める女性

 

【新唐人2012年6月23日付ニュース】中国で13年間続いている法輪功(ファールンゴン)に対する迫害。当局は法輪功学習者に対し、"肉体を消滅させ、名誉を毀損し、経済から断ち切る"政策を実施しています。一方、中国各地では最近、法輪功学習者を支持する民衆の行動が目立ち始めています。近日、黒龍江省の23歳の女性が、刑務所で不審な死を遂げた父親のために、街頭に出て署名を集め始めました。わずか2週間で15000人の署名と拇印が集まり、今でも増え続けています。

今年23歳の秦栄倩さんは13歳のときから父親と離れ離れになりました。9年が経ち、まもなく一家団欒を迎える直前、突然父親の死が伝わってきました。秦さんは公開書簡を書き、署名を集める方法で、一家が受けている迫害を暴露しました。

秦さんの父親・秦月明さんは法輪功を修煉していることを理由に佳木斯刑務所に長年監禁され、迫害を受けていました。刑務所の中でも最も残酷と言われる"特訓隊"に入れられ、わずか6日後に突然死亡。遺体は傷だらけでした。

家族の元に死亡の知らせが届いたのは、2011年2月26日でした。まもなく出獄するはずだった46歳の秦月明さんが、"正常に死亡した"と刑務所から知らされました。同じ時期、佳木斯刑務所では、他の二人、やはり法輪功修煉者の劉さんと於さんの死亡情報が伝わりました。二人もやはり"正常な死亡"だというのです。

納得のいかない秦栄倩さん姉妹と母親は、佳木斯刑務所や地元検察院、佳木斯検察院、人民代表大会、政法委員会、陳情事務所 などの各部門に奔走し、父親の死亡原因の究明を求めました。

2011年8月5日、佳木斯刑務所は"秦月明は正常死亡に属するため、賠償はしない"との決定を下しました。一方、秦栄倩さんの母親と妹は陳情が原因で一年半の不当な判決を受け、強制労働収容所に入れられています。

当局の不作為を目の当たりにして、秦さんはあえて街頭で署名を集める決意を下し、父親殺害の元凶を裁き、母親と妹の釈放を呼びかけています。

秦さん一家の処遇は多くの市民の同情を受け、支持の署名はわずか半月で15800人を超えました。今でも、署名は増え続けています。

新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2012/06/20/atext719998.html.(中国語)


一人っ子政策の名の下 殺された胎児3億人

2012年06月20日 | ■中国の人権問題

一人っ子政策の名の下 殺された胎児3億人

 

一人っ子政策の名の下 殺された胎児3億人

【新唐人2012年6月20日付ニュース】1970年代に始まった中国の一人っ子政策。最近、一人っ子政策の実施によって各地で行われてきた人工流産の件数が明らかになり­ました。一方、専門家は地方の一人っ子政策部門は計画生育政策に寄生しているだけで、真の抑制作用は働いていないと指摘します。

陝西省の妊婦と強制堕胎された7ヶ月の胎児の写真がネットに掲載され、計画生育政策―いわゆる一人っ子政策部門の非人道的な作法に対する議論が沸きあがっています。

「当代中国研究」編集長 程暁農さん
「私の見方は、計画生育委員会は一種の体制として計画生育制度に寄生しています。農村の多子家庭を搾取して成り立っています。真の人口抑制 生育抑制を推進するのではなく、その役割はひどいものです。中共政府もはっきりと分かっていながら、彼らは中共の官僚なので、共産党はそれを動かそうとしません」

14日、中国青年政治学院の楊支柱副教授がブログに"2010年中国衛生統計年鑑"を掲載。この年鑑によると、1971年から2009年までの間、中国で実施された人工流­産、つまり強制堕胎は3億2250例に上ります。

楊さんによると、このデータには個人診療所などで毎年行う150万例の薬物流産は含まれていないそうです。

少子化が進む多くの国では、子供が生まれると優遇政策を享受できます。一方、一人っ子政策を40年以上実施している中国では、未だに数多くの問題が存在します。

経済学者の程さんは、中国当局は人口をごまかしている指摘。10年前の日本のある調査によると、中国人口は16億人に達しています。また、都市部では一人っ子政策がほぼ実­現できているものの、農村部ではほとんど実現できていないと指摘します。

「当代中国研究」編集長 程暁農さん
「この問題の根源は、中共農村末端の生育部門は堕胎に頼っています。彼らは多生、多育を真に制止せず、妊娠して出産を控えたときになって動き始めるのです。強制堕胎または­生れた後に罰金を取ります。これで収入になるわけです。罰金が払えない、また1人以上の子供がいる場合は、このような極端な恐怖措置をとります」

中国の一人っ子政策は1971年に試験的に始まり、1973年には中国のほとんどの地方で推進され、現在に至っています。

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/06/19/a719439.html..(中国語)


血まみれの一人っ子政策

2012年06月16日 | ■中国の人権問題

血まみれの一人っ子政策

 

血まみれの一人っ子政策

【新唐人2012年6月16日付ニュース】陝西省の妊娠7ヶ月の妊婦・馮建梅さんが強制堕胎されたことは、中国でも大きな反響を呼んでいます。罰金をもらえないと胎児を殺­してしまう一人っ子政策部門の冷酷さには、多くの中国人も疑問を投げかけます。

血まみれの中国の一人っ子政策。新唐人テレビ本部サイトの"情報暴露プラットフォーム"にも、中国の視聴者から数々の情報が寄せられています。未確認情報ではありますが、­ここでご紹介したいと思います。

中国大陸の視聴者からこんなメールが届きました。甘粛省鎮原県(かんしゅくしょう ちんげんけん)のある村の妊婦が、医者から胎児を殺す毒薬注射を受けたものの、生きた赤ちゃんが生まれました。

赤ちゃんの泣き声には医者らも再び手を下すことができず、手術の手伝いをしていた村の医者に赤ちゃんを連れて行かせました。

その後赤ちゃんは、村の医者によって育てられ、今では大学まで卒業。ただ、自分の出生経歴は知らないそうです。

これはまだ幸運なケースですが、多くの赤ちゃんはこれほど幸運ではありません。多くは、生きて生まれてもその場で首を絞められるか、病院の裏庭にある穴に生きたまま捨てら­れ、泣きながら息絶えていくそうです。地元の農民によると、穴のそばを通るときは、いつも赤ちゃんの泣き声が聞こえてくるそうです。

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/06/16/atext718282.html.(中国語)


妊娠7ヶ月半の妊婦 強制堕胎される

2012年06月16日 | ■中国の人権問題

妊娠7ヶ月半の妊婦 強制堕胎される

【新唐人2012年6月15日付ニュース】近日、中国のネット上に強制堕胎された女性と死亡した7ヶ月の胎児の写真が掲載されました。二人目を妊娠した女性が4万元の罰金を払わなかったとして、地元当局が強制的に中絶手術を行いました。
 
ネットユーザーによると、近日、陝西省安康市曾家鎮政府は、7ヶ月半になる胎児を強制的に中絶させたそうです。被害者の妊婦が4万元の罰金を払えなかったため、強制堕胎を実施。当時、妊婦の家族にさえ知らせないまま、強制的に手術が行われたそうです。死産した胎児は完全に形を成しており、普通の赤ちゃんのように母親の横に寝ています。ただ、もう息はありません。
 
ネットユーザー
「残忍すぎです。人道に反しています、政府は改革が必要です。生育権は人間の最も基本的な権利です。計画生育はなくすべきです」
 
地元の人口および計画生育局は近日、中絶手術は6月2日、妊婦の同意の下で実施したと主張。一方、被害者の馮さんはラジオ・フリー・アジアに対し、手術は強制的に行われたと証言しました。我々は13日、安康市の計画生育局にこの事件を問い合わせました。
 
記者
「出産許可書がないと強制堕胎されるのですか」
 
安康市人口&計画生育局法規課
「え…いいえ、状況に寄ります」
 
記者
「馮建梅さんの件なぜ強制堕胎されたのですか」
 
安康市人口&計画生育局法規課
「その件に関しては我々は今 調査中です」
 
上海の李弁護士は、このような強制的な堕胎は違法行為だと指摘します。
 
人権派弁護士 李天天さん
「この間 8~9ヶ月の妊婦も強制中絶させられたと聞きました。しかも胎児は生きていたそうで、生きていたら溺死させます。法律の角度から見ると殺人罪です。政府はこんなことをやっています、共産党はもう狂っています」
 
先週危うく強制堕胎されるところだった湖南省の妊娠5ヶ月の曹如意さん。堕胎は免れたものの、巨額の罰金が待っています。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 

李旺陽氏が受けた拷問「棺おけの刑」

2012年06月14日 | ■中国の人権問題

李旺陽氏が受けた拷問「棺おけの刑」

 

【新唐人2012年6月14日付ニュース】6月6日に不審な死を遂げた湖南省の民主活動家・李旺陽さんは生前、21年にわたる刑務所生活を強いられました。この21年の間、李さんは数々の拷問をうけたそうです。身長180cmの李さんはかつて、高さ160cmの“棺おけ”と呼ばれる日の当たらない小部屋に延べ20回以上閉じ込められたそうです。

香港に本部を置く中国人権民主運動情報センターは12日、李さんの獄中の友人の話を引用。それによると、湖南省龍渓刑務所で服役していたとき、20回以上にわたり、“棺おけ”と呼ばれる小部屋に閉じ込められる拷問を受けたそうです。

棺おけは“小号”とも呼ばれ、長さ2メートルに幅1メートル、高さは1.6mしかない小部屋です。身長180cmの李さんは中で、座るかしゃがむことしかできず、毎回1ヶ月から3ヶ月間入れられていたそうです。

部屋には光もなく、ドアに食事を入れる穴と、床に排泄物を出すための小さな穴があるだけです。蚊やしらみ、ハエが飛び交う室内は悪臭が漂い、その上殴打されることも日常茶飯だったといいます。

李さんは生前、香港のケーブルテレビの取材のとき、自身が受けた虐待を述べました。それによると、李さんは死刑囚用の重さ50kgのさびた足かせを長期間はめさせられ、皮膚に潰瘍が生じ、足から臀部まで腐乱していたそうです。

李旺陽さんは湖南省の民主活動家で、89年の天安門事件後、反革命宣伝煽動罪で13年の判決を受け、悪名高き湖南省龍渓刑務所に監禁。2000年に釈放されましたが、翌年再び赤山刑務所に入れられました。6月6日、湖南省邵陽の病院でなくなっているのが発見されました。

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/06/11/atext715875.html.(中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)

 

 


強制堕胎免れた妊婦 巨額の罰金に直面

2012年06月14日 | ■中国の人権問題

強制堕胎免れた妊婦 巨額の罰金に直面

【新唐人2012年6月14日付ニュース】中国湖南省の妊婦が近日、地元の一人っ子政策(計画生育)事務所の職員に強制連行され、危うく強制堕胎されるところでした。幸い、夫が外部に助けを求のたが国際社会の注意を引き、お腹の赤ちゃんは一命を取り留めました。
 
被害にあったのは、長沙市の曹如意さん。“6月16日に1万元を支払う”との保証書にサインした後、やっと解放されました。しかし、子供が生まれた後は、20万元の巨額の罰金が待っています。
 
曹如意さんの夫 李甫さん
「16日の結果を待つしかありません。罰金は払えるなら払います。払えなかったら仕方ありませんが、先ずは子供を守り、生まれてからまた考えます」
 
地元の計画生育弁公室および政府職員らが6日午前、10数人の警察を連れて曹さんの自宅に押し入り、妊娠5ヶ月の曹さんを病院に強制連行しました。アメリカの“対中国援助協会”によると、期間中曹さんは殴打などの暴行を受けたそうです。幸いなことに急性胃腸炎発症のため、医者が堕胎手術を見送ったそうです。
 
長沙市計画生育弁公室の職員は11日我々に対し、曹さんは前の夫との間にすでに子供が1人いるため、今回の妊娠は違法で、おろさないといけないと主張しました。
 
対中国援助協会の傅希秋会長は、中国の一人っ子政策による強制堕胎の悲劇は、毎日上演されていると述べます。
 
対中国援助協会 傅希秋会長
「毎日どこかで発生しています。多くの辺鄙な農村では助けを求める声を外部に届ける手段もなく、国際社会の注意を引いていません。毎日少なくとも25000例発生しています」
 
幸い、曹さんの事例は国際社会の注意を引きました。ボイス・オブ・アメリカの報道によると、アメリカ国会のスミス議員が、湖南省政府および長沙市の関連部門に電話をかけ、曹さんへの強制堕胎の中止を求めたそうです。一方、子供の一命は取り留めたものの、生まれてからの巨額な罰金に夫婦は頭を悩ませています。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/蒋)

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