「国内事務に追われ」胡主席APECに遅刻
「国内事務に追われ」胡主席APECに遅刻
【新唐人2012年9月11日付ニュース】習近平氏は9月5日、クリントン米国務長官との会談を取りやめてから未だに姿を見せていません。習氏の健康状態に対する外界の推測を更に強めました。多くのメディアも「18大前夜 習近平が失踪」と報道を行っています。「外交に小さなことはない」を外交原則としている中共が最近外交問題において、頻繁に異常挙動を見せています。近日、胡錦涛主席もAPEC首脳会合で、尋常ではない行動を見せたそうです。本日のマイクロニュースです。
NTD評論家 趙培
AP通信がロシアのプーチン氏を取上げたとき、胡錦涛主席が遅刻したせいで、首脳会議の開始時間が遅らされたと報道しました。遅刻した原因については、「重要な国内事務」としました。これは何を意味するのでしょうか?胡錦涛の遅刻は習近平の近況に関する更なる憶測を呼んでいます。
午後の中国外交部の記者会見で、習近平氏がデンマーク首相と会談しなかったことについて、洪磊報道官は「先週は国務院の幹部がデンマーク首相と会見すると言った」と答えました。つまり「習近平とは言っていない」という意味です。あるメディアが単刀直入に習近平の欠席は負傷あるいは予想外の事が原因なのかと質問しましたが、洪磊報道官は「補充することはない」と答えました。更にあるメディアは「習近平が賀国強と事故を起こしたとき負傷したのか」と聞くと、報道官は「報告する情報はない」と答えました。
報道官の答えは曖昧で否定も肯定もしていません。習近平が負傷したのかどうかに対し外界の更なる憶測を呼んでいます。外交部は先週 メディアに「習近平とデンマーク首相が会談予定」と知らせましたが、これは誰が出したのでしょうか?一部メディアがでたらめにでっち上げたものなのでしょうか?
中共のブラックボックス政治自体が最大の不安定要素です。中共の政界では、危篤状態または排除されたときは習近平のように姿を消すことはあり得ます。習近平が失踪して1週間後、ネット上には習近平が政権交替できない場合の中共常務委員7人の名簿が出回っています。この名簿は恐らく江沢民派が流しているのでしょう。江派は手を尽くして張徳江を政治局に入れたいからです。
「アップルデイリー」が出した情報によると、「習近平はASEAN博覧会に出席」するそうです。本当に出席するのかどうか皆が注目しています。
本日のマイクロニュースはここまで。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/09/11/atext762143.html.(中国語)
(翻訳/坂本 映像編集/工)
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