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ネット規制強化 「中共」も検閲の対象に

2012年06月07日 | ■中国NOW!

ネット規制強化 「中共」も検閲の対象に

 

【新唐人2012年6月6日付ニュース】秋の共産党大会を前に、権力闘争が激しさを増す一方の中国。江沢民系が掌握する中央宣伝部によるネット検閲が最近再び厳しくなり、­天安門事件関連のほとんどが検索できなくなりました。更に皮肉なのは、共産党中央の9人の常務委員の名前や"中共"、"共産党"までが禁止キーワードになりました。

ミニブログの敏感キーワードに対する当局の神経質ぶりは、異常なほどです。新浪微博では、政治局常務委員"周永康"の名前が禁止用語になっただけでなく、新たに共産党中央­常務委員九人の名前や、"中共"、"共産党"さえも検索不能になっています。

フリーライター 荊楚さん
「中共体制の一脉相承は国民に対する欺瞞と恐喝をもってしか維持できないのです。一旦現代社会の民主化や多元性 、思想の開放などになると1日も存続できません」

ネット規制の黒幕は、最近四川省の第18回党大会代表に当選した政治局常務委員・李長春はであると言われています。李長春は共産党中央のイデオロギー宣伝を統括する江沢民­系勢力の中心人物の1人です。

世論を統制し、異見者の声を抑制するため、共産党当局は数十万人を投入したネット警察部隊を設立。ネット上の書き込みが原因で逮捕されたネットユーザーは数百人に上ります­。重慶の王立軍・薄熙来事件発生してからは、ミニブログの評論機能が3日間閉鎖されたことさえありました。中央宣伝部は新浪ネット、騰訊(テンセント)などのメディア企業­に共産党支部を設置し、ミニブログの個人情報は公安部門によって直接管理されています。一方、中央宣伝部はミニブログの管理が難しいため、新たな法律を制定して統制を強化­すると公言しました。

「六四天網」 黄さん
「今はネットの時代で、当局の独断の時代ではありません。60年代 70年代のように中共の声しかない時代ではありません。微博やツイッター、Facebookおよび各種ツールの出現によって、当局の言論統制はもう歴史になりました

天安門事件から23年。キーワード"8×8"も封鎖され、ネットユーザーらは"5月34日"を6月4日の代名詞として使っています。

イギリス"フィナンシャルタイムズ"によると、温家宝首相は近年、上層部の秘密会議で少なくとも3度天安門事件の再評価を提起。最後の一回は今年の3月だったそうです。天­安門事件への再評価は、今年中に大きな動きが見られるかもしれないとの予測も出ています。

フリーライター 荊楚さん
「胡錦涛、温家宝、習近平が背水の陣で国を守る勇気があるかどうかです。もし、彼らが以前のように共産党という破れた船を守り、この船の上で共産党と共に沈没するとなると­、それは賢明ではありません。愚かとしか言えないでしょう。この面で行動を取らなければ、国内の政治、社会の安定は中華民族に空前の災難をもたらすでしょう」

逆に、胡錦涛主席と温家宝首相が民意に従って動き、共産党という罪多き荷物を捨てることができれば、中華民族に希望の光をもたらすと述べます。

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/05/30/atext709605.html
(中国語)

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ニュースと政治

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