妊娠7ヶ月半の妊婦 強制堕胎される
【新唐人2012年6月15日付ニュース】近日、中国のネット上に強制堕胎された女性と死亡した7ヶ月の胎児の写真が掲載されました。二人目を妊娠した女性が4万元の罰金を払わなかったとして、地元当局が強制的に中絶手術を行いました。
ネットユーザーによると、近日、陝西省安康市曾家鎮政府は、7ヶ月半になる胎児を強制的に中絶させたそうです。被害者の妊婦が4万元の罰金を払えなかったため、強制堕胎を実施。当時、妊婦の家族にさえ知らせないまま、強制的に手術が行われたそうです。死産した胎児は完全に形を成しており、普通の赤ちゃんのように母親の横に寝ています。ただ、もう息はありません。
ネットユーザー
「残忍すぎです。人道に反しています、政府は改革が必要です。生育権は人間の最も基本的な権利です。計画生育はなくすべきです」
地元の人口および計画生育局は近日、中絶手術は6月2日、妊婦の同意の下で実施したと主張。一方、被害者の馮さんはラジオ・フリー・アジアに対し、手術は強制的に行われたと証言しました。我々は13日、安康市の計画生育局にこの事件を問い合わせました。
記者
「出産許可書がないと強制堕胎されるのですか」
安康市人口&計画生育局法規課
「え…いいえ、状況に寄ります」
記者
「馮建梅さんの件なぜ強制堕胎されたのですか」
安康市人口&計画生育局法規課
「その件に関しては我々は今 調査中です」
上海の李弁護士は、このような強制的な堕胎は違法行為だと指摘します。
人権派弁護士 李天天さん
「この間 8~9ヶ月の妊婦も強制中絶させられたと聞きました。しかも胎児は生きていたそうで、生きていたら溺死させます。法律の角度から見ると殺人罪です。政府はこんなことをやっています、共産党はもう狂っています」
先週危うく強制堕胎されるところだった湖南省の妊娠5ヶ月の曹如意さん。堕胎は免れたものの、巨額の罰金が待っています。
新唐人テレビがお伝えしました。
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