四川特殊警察の合成写真 ネット上を「風靡」
四川特殊警察の合成写真 ネット上を「風靡」
【新唐人2012年7月8日付ニュース】最近、四川省什邡(しゅうほう)市の大規模抗議で、手に警棒を持った特殊警察が民衆を追っかけながら殴打する写真がネット上で広く伝わりました。その後ネットユーザーの人肉捜索の結果、この警官の名前が割り出され、当時の姿を加工した合成写真が話題を集めています。
警棒を振り回しながら民衆を追いかける警官の名前は"劉波"。ネットユーザーの人肉捜索の結果、父親は什邡市の組織部、母親は県の教育委員会に勤めていることが分かりました。最近、ネットユーザーが"多忙な劉波"と名づけた、一連の合成写真を掲載しました。
これらの合成写真には胡錦涛主席やオバマ大統領、艾未未さんも登場し、皮肉たっぷりです。
中の一枚、陸上競技選手劉翔を追いかける合成写真はネットユーザーらの喝采を浴びています。
"劉翔が必死になって走るのは、劉波が後ろで追っかけているからではないか"、"劉翔の足が速いのは劉波のお陰だ"。
"サッカー中国代表もこんな訓練方法がいいかもしれない"と、コメントも皮肉たっぷりです。
多くのネットユーザーは丸腰の民衆を暴力で鎮圧する特殊警察に対し、"人間ではなく、道具だ"。"任務執行を口実にしてはいけない"、"いつかきっと犯した罪を清算される"と非難しています。
作家の李西閩さんはこう書いています。"去年、ある武装警官に安定維持の現場でどうするべきかと聞かれた。私は、「自分の武器をしっかり管理し、共犯者にならないようしつけること。自分も共犯者にならないこと。民衆は貴方の敵ではない」と言ってあげた。今日、私は同じ言葉を什邡市の警官隊に言いたい。貴方たちが放った弾薬や振り回した棍棒は、将来きっと清算される。誰も、時間の審判からは逃れられない。"
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/07/07/atext728358.html. (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)
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