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中国女性富豪呉英事件 異例の死刑見直し

2012年04月24日 | ■中国NOW!

中国女性富豪呉英事件 異例の死刑見直し

 

呉英事件 異例の死刑見直し

【新唐人日本2012年4月22日付ニュース】近日、中国最高裁判所は女性富豪・呉英被告に対する集金詐欺罪での死刑判決を退け、浙江省高等裁判所の審理に差し戻す決定を下しました。一方、呉英事件真相調査団のメンバーは、他の地方で公正な審理を行うべきだと示します。

今年1月、浙江省高等裁判所は呉英被告の控訴を退け、一審の集金詐欺罪での死刑判決を支持。4月20日、最高裁は死刑判決を許可せず、浙江省高等裁判所の審理に差し戻す決定を下しました。一方、呉被告の資金詐欺罪は充分な証拠があるとし、一審と二審の判決は合法的だとしました。

この決定に対し、呉被告の父親は怒りを隠せません。浙江省の司法部門は信用できないため、他の地方での再審理を求めています。また、娘が所有していた不動産は値上がりを続け、十分債務の返済に充てられるのに、裁判所が一般に公表しないのはおかしいと述べます。

呉英被告の父親 呉永正さん
「共産党はもう全く信じていません。私に必要なのは公正です。今日 聞きましたが、『最高裁も圧力を受けている』と、もし 本当に法律を守る政党ならば、圧力を恐れますか?はっきり見えています。先ずは濡れ衣と名誉毀損、もう一つは官僚の庇い合いです」

呉英事件真相調査団団長 北京の経済学者     茅于軾さん
「浙江に差し戻したのは問題です。この案件は地元の多くの官僚に関わるので、地元官僚の影響は免れません。公正な審判をするには、他の地方で再審査し、場所を変えて審査すべきです」

調査団の主要メンバーで、作家の鉄流さんは、最高裁が地裁の審理に差し戻す決定を下したのは、被告が死刑に値しないのと、民意を考慮したからだと述べます。しかし、一審、二審判決に対して肯定的なのはおかしいと述べます。

呉英事件真相調査団調査員 鉄流さん
「最高裁が呉英案件を徹底的にひっくり返せば、浙江省は面子丸つぶれになるので、それを考慮したのでしょう。しかし 面子は残すべきではないです。面子を残すと、災いに転じるでしょう」

呉英被告の弁護を受け持っている北京の張雁峰弁護士は、近々浙江省高等裁判所に資料を提出し、引き続き無罪弁護を行うつもりだそうです。


新唐人テレビがお伝えしました。


http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/04/21/a690200.html. (中国語)


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