そっ、それが、・・・・・・・・、
（今回も長くなるゾ～！）
我がママは「性格の悪さは重大な欠陥です」と言われるだろう・・・
という大方の予想を裏切り、僕も我がママも特別大きな既往症とかなく、
二人揃って無事生還致しました！！
日帰りドックだったんで、結構朝早くから熊本市内のＳ病院に行ったんですが、
４階で受付が終わったとたん、「はい、５１番の聴覚検査から、いきましょうか！」
「はいっ、次は、血液検査が空いてそうですから、６７番にいって下さい！」
・・・・なんて言われて、慌ただしく受診しました。
もちろん朝ご飯抜きで、あらかた受診が終わったのが１２時すぎ。
けっこう早いペースかなって思いましたが、難関の胃と全大腸の内視鏡検査がまだ残っています。
３階の内視鏡検査の控え室に入ったら、なにやら異様な光景が・・・・・・。
（あっ、ここからはお食事前の方はご遠慮下さいね！）
椅子の前のテーブルには、麦茶が入ってるような２リットル入りのボトルとコップ、それにあめ玉。
寝てる人もいれば、スキップしながらその辺を歩いてる人。本を読んでる人・・・・・。
そうかと思えば、一分ごとにトイレに駆け込んでる人。
そうこうしてたら、僕の前にも２リットル入りのボトルとコップとあめ玉が・・・・。
看護士さんの説明では、この２リットルの水は腸の中をキレイにする下剤入りの水らしい。
そしてこの水を２時間かけて飲み干し、途中トイレに駆け込んで、○○○がキレイな水状にならないと、検査出来ないとのこと。水が飲めない時は、このあめ玉を舐めながら、とにかく飲み干して下さい・・・・検査はまず胃を内視鏡で見て、今度はくるっと回転して反対側で大腸を内視鏡でみます・・・・とのこと。
渡された紙にはトイレに行った時間を書く欄があるんですが、それが２０回くらいの欄まであります。
（こりゃ～、てぇへんだ！）
って思いましたが、やるしかありません・・・・・。
まずコップ２杯の水を一気に飲み、すぐ席を立ってそこら辺を歩きました。
階段の上り下りもいいですよ・・・って聞いたんで、
（あっ、そうだ！上の階の血液検査の看護士さん綺麗だったな。）
と思って、階段で上の階へ・・・・。
綺麗な看護士さんに「大腸検査の水飲んでます」ってご挨拶して帰ってきました。
ほんで、またコップ２杯の水を飲み干し、
（あっ、一階の受付のお姉ちゃんも綺麗だったな）
ということで、一階まで階段で下りて、
綺麗な受付嬢さんに「いや～、大腸検査の水飲んでます」って、またまたご挨拶して、階段で３階まで上がります。
そうこうしてたら、トイレに行きたくなって・・・・・。
これを繰り返してたら、１リットルの水飲んだだけで、担当の看護士さんからＯＫが出ました！！
途中で我がママも合流して水飲み出しましたが、我がママはバリウムが美味しいっていうくらいの味覚の持ち主ですから、２リットルの下剤入りの水なんて、ビール飲むみたいに飲んでました・・・。
そして、僕が先に内視鏡検査室へ・・・・・・。
軽い鎮静剤の注射を打ったんで、胃の内視鏡はいつの間にか終わりました。
ほんで、くるっと反対側を向いて、いよいよ全大腸の検査。
これがすごく痛かった・・・・・・・。
最初は横向きだったんですが、僕が痛がるんで途中で仰向けになって・・・・でも、痛い・・。
看護士さんが
「もうすぐ盲腸までたどり着きますよ～！もうちょっとですよ～！」
なんて言ってくれるんですが、（てめえら、オレの大事な大腸に傷つけてんだろっ！）なんて思ったほど・・・。
でっ、「は～～い、盲腸までたどり着きましたよ～。もう痛くありませんからね。」
って言われたら、ホントに急に痛みが無くなって、お医者さんと一緒に画面を見ながら、
「先生、コレ潰瘍じゃないですか？」
「いや、潰瘍と言うほどでもありません！大丈夫です。」
「きゃ～、先生、このヒダヒダは大丈夫ですか？」
「これが正常の大腸です。」
なんて問答してるうちに終わりました。
後から検査室に入ってきた我がママは寝てるうちに終わったみたいで、普通に終わって出てきました。
そして、上の階で遅い朝食＆昼食。
やっぱ、ヘルシーなメニューばかりでしたが、朝から何にも食べてなかったのと終わった安堵感で、とっても美味しかった。
最後に、担当のお医者さんからの結果説明。
僕も我がママも、
●酒量を控える。
●運動する。
●野菜をもっと食べる。
って同じことを指摘されて、
「ご夫婦だから、同じ症状なんですね。」
なんて最後に言われました。
そりゃそ～です。ほとんど同じもの食って、飲んでますさかい・・・。
説明された部屋から出て（やっと、終わったぁ！）って思ったら、
「今度は、保健婦からの指導があります。さっ、隣の部屋へ・・・。」
って言われて、また部屋の中へ・・・・。
出てきた保健婦さんは、マスクをしてましたが目の綺麗な若い保健婦さんでした。
「遅くなったんで、手短にお話ししますね！」
って言ってたんですが、我がママのナイスタイミングな相づちで、保健婦さんもだんだん乗ってきて結局１時間ほど話しました。
そして、保健婦さんが
「最後に何か質問はありませんか？」
って言われたら、我がママが上目遣いに、
「す、すいません。１ついいですかぁ？」
って言ったんで（えっ、何か自覚症状でもあるのか？）と思ったら、
「保健婦さ～ん！良かったらマスク取ってくれません？」
なんて言い出しました。
怪訝そうな保健婦さん・・・・。
とりあえずいわれた通りに、マスクを取りました。
『やっぱりねぇ！可愛いだろうなって思ってたんだぁ！！』
なんて我がママに言われて、今まで講師の先生みたいだった保健婦さんの顔がポッと赤らんで女の子の顔になったのを僕は見逃しませんでした。
しかし、この場でこんな質問するかぁ・・・・？。
でも、ホント可愛かったっスヨ！
病院を出たのは、もう暗くなった午後６時・・・・。
我がママとの「珍検診」も、やっと無事終わりました。
あっ、一応言って置きますが、「珍検診」って、焼きビーフン考えた人じゃありません・・・念のため・・・。
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