その名も『コスタリカ SHB ドカ農園』と言います。
実は今まで販売していた「マンデリン エイジング・スマトラ」が思ったような品質が維持出来てないため、代替豆として検討していたんですが、焙煎してみたら「なかなかい~じゃん!」 と言うことで、入荷しました。
まず、いつものように4パターンの試し焼きをしてみました。中浅煎り・中煎り・中深煎り・深煎りの4つです。しかし元々中深煎りと深煎りは頭の中にはありませんでした。生豆を見た時、豆が「軽~く焼いてネ!」って言ってたからです。(これは説明すると、長くなるのでまたの機会に・・。)
豆の流通名にある「SHB」というのは、グァテマラなんかにもよくついてますが、ストリクトリー・ハード・ビーンズ(strictrly hard beans)の頭文字をとったもので、高地(約3,000フィート以上)で獲れた豆ということを表しています。解りやすく言うと高地、すなわち山岳地帯の急斜面で産出される為機械化による収穫が難しく、必然的に人手による丁寧な収穫になり、分類的に高品質の豆の代名詞にもなっています。
環境的には、東側にカリブ海、西側に太平洋という美しい海岸を持つ自然豊かな国コスタリカは、環境保護先進国である事でも知られています。 首都であるサンホセ(San Jose)から車で北西に約1時間30分程の場所に、世界最大級のカルデラで、その荘厳な景色で有名なポアス火山(標高2,704M)があります。この地域は、高品質なコスタリカコーヒーを産出する事で世界的に有名な「CENTRAL VALLEY」エリアに属しています。
ドカ農園は、このポアス火山山麓の高地に位置する農園で、周辺の豊かな火山灰質の土壌と、乾燥・冷涼な夜の気候によって、コスタリカ屈指のコーヒーが栽培されています。また、農園内にはシェードツリーがありますが、ポアス火山周辺地域では、しばしば天蓋の様な雲に覆われる為、その雲が自然のシェードツリーの役割を成しています。標高・気候・土壌という条件が揃うドカ農園は、コーヒーを栽培するに当ってまさに最高の環境にある農園なのです。 ドカ農園は、1919年にバルガスファミリー(コスタリカ・スペシャリティーコーヒー協会会長)によって砂糖・酪農と共にコーヒーの栽培が始められました。同年に建設されたという同農園の精選所(水洗工程)は、コスタリカ国内に現存する最も古い精選所のひとつです。現在では4世代に渡って農園の経営が行なわれており、伝統的な農園である事が伺えます。このノウハウを活かし、ドカ農園ではコスタリカのカップコンテストでも優秀な成績を納めているのです。 ドカ農園で丁寧に収穫され、精選されたコーヒーは、上質な香りに加えフルーツを思わせるフレーバーと、雑味の無い透明度に優れた質感とコク、滑らかな甘味と爽快な酸味を持ちます。ドカ農園のコーヒーは、非常に奥行きのあるテイストなのです。
標高 : 1,340~1,420M
年間生産量 : 約4,000袋(1袋=69KG)
コーヒーの品種 : Catuai、Caturra 他
・・・・とまぁ、途中で輸入商社のPR文を参照しちゃいましたが、..... こんな文章を読んで、遠くコスタリカの地をイメージしながら飲んでみるのもいいもんですヨ。
。。。で、僕の試し焼きの方はというと、結局「中煎り」に決定しました。中煎りの時に一番『フルーツ・フレーバー』を感じたからです。ミルで挽いた時のフレーバーは何とも言えない甘い香りで、口に含んでからもそのフルーツ・フレーバーが心地よく残ります。 例えて言えば、早春のデッキで爽やかな風を感じながら飲みたい・・・そんなテイスティングでした。
ふと見渡せば、もう春の気配・・・・。そろそろ春色のコーヒーに”衣替え”はいかが?。
。。。。ど~です? 糸井重里もまっつぁおなこのコピーは・・。(古!)
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