北多摩モータース森と申します
以前お伝えしたZXR400ですが、先日突然エンジンが止まり
バッテリーが上がり、バッテリーを交換してもダメなので見てください!
と再び当店に舞い戻って来ました。
ヒューズが切れていましたのでヒューズを交換するとエンジンは掛かりましたが
充電電圧が全く上がりません!
発電は正常です! ????
レギュレーターを交換してみると12.5V位まで上がる様になりましたが
たびたびヒューズが飛びエンジンストップ!
電装を色々点検した所、不審な箇所発見!!
バラして見ると写真の様にレギューレーターの手前の線が全て修理されていました
この修理が最悪です
結線は荒いがまあまあ出来ています ハンダを使っているので最低限の修理はしている!
最後の被覆処理が、熱収縮チューブを使っています これがダメです
バイクの配線は古くなったり電装が故障すると熱を持つ事が有ります
正にこのどちらかが発生し配線が剥けてショートしていました
この配線を全て結線し直して修理した所、充電13.5V前後に戻り
ヒューズも飛ばなくなり、お客様の元に戻せました。
聞いた所、車検を行ったお店でレギュレーターも交換した事が有るとの事!!
その時配線も修理したのかは不明ですが、この車両はガソリン漏れが有りました
ガソリン漏れを放置してこの電気系故障が起きたとしたら、、ゾッとします!
ガソリン漏れの恐ろしさを再認識させられました。
バイクは点検 整備 修理が行え修理過程の画像を残している、又は記録している
お渡し時に修理の説明をし交換したものはお見せする、事が出来るショップで行ないましょう
当店も12ヶ月点検時この修理跡が発見出来なかった事を反省し日々精進しないと駄目ですね!