振動体が、その固有振動数に等しい外部振動の刺激を受けると、振幅が増大する現象。
振動数の等しい二つの音叉 (おんさ) の一方を鳴らせば、他方も激しく鳴りはじめるなど。
という意味らしいです。
僕は何度かそういう場面に出会ったこのがあるのですが、
めちゃくちゃ歌が上手い人は、楽器と共鳴します。
また、めっちゃ良いギターも色んな物と共鳴します。
歌や楽器が共鳴して、どんどんその振り幅が増大すると、
部屋全体、会場全体が共鳴して、空間が爆発しそうなくらい膨らみます。
建物にある全ての物に命が宿ったように見え、音に合わせ踊り出しそうになったり、
音が見えたり、風が通り抜けるように感じたりもします。
物理的な共鳴は、たぶん心にも直結していて、共鳴に包まれた空間にいると、なぜだか分からないけど、圧倒されたりします。
そのような空間に身を置くことは、強烈な音楽体験として記憶されます。
もしかすると、人が音楽を奏でる意味は、音楽を通して、他人や外の世界と共鳴して一体化する為かもしれません。
そんなことを考えてましたら、詩人谷川俊太郎さんの二十億光年の孤独という詩を思い出しました。
http://www.poetry.ne.jp/zamboa_ex/tanikawa/
人や空間や自然、宇宙、全てのものに、
自分が奏でる音楽がそれらに共鳴することを、
音楽的な目標の一つとして掲げるのも良いかもしれないなー(´Д` )
と、
リハーサルの合間に、ジョナサンのドリンクバーでコーヒーを飲み過ぎながら考えてました。
あー、もう時間だぁー、行かなくちゃー!
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