ゲイリーバートンはこのツアーを最後に音楽活動から引退するというので、聴いておかなかくては!
ゲイリーバートンはビブラフォン奏者で、ステファングラッペリやアストルピアソラ、キースジャレット、チックコリアなどと幾つもアルバムを出していたりするジャズレジェンドです。
教育者としても素晴らしく、ボストンのバークリー音楽大学の学長までやってた方で、パットメセニーやジョンスコフィールド、ウルフガングムースピルなど、有望な新人を自身のバンドに入れ、世に送り出してきたバンドリーダーでもあります。
小曽根真さんもゲイリーバートンに見いだされたピアニストで、このコンサートは師弟コンサートで、しかも師の引退コンサートでもありました。
演奏は本当に素晴らしく、2人が歩んできた音楽の険しくも美しい冒険談をずっどワクワク聞いているような、一大スペクタクル、叙事詩的なコンサートでした。
ある時は中世、またある時は20世紀初頭、そして現代、場所もカリブ海やニューオリンズ、リオ、ブエノスアイレス、ニューヨーク、などタイムトラベルと瞬間移動を同時に行い、様々な時間と場所を魔法使いのように行ったり来たり。そのような風景を音楽を通して見せてくれました。
ビブラフォンの音もCDで聴くのとは違って、輪郭のある立体的な音で、音を一つ奏でることで空間に煙が立ち込めるような感じでした。
ずっとスピーカーからゲイリーバートンの音を聴きいてきたのですが、初めて生で聴いてみて、より彼の音楽が理解出来るところがありました。
小曽根真さんのピアノも日本人離れしたタイム感とメロディーセンスで本当素晴らしかったです!(^o^)/
サッカーで分かりやすく例えると、バルサやレアルでレギュラーでバリバリ活躍出来る日本人って感じです。ほんとスゲー!
ちなみに小曽根さんが自身のCDで演奏しているドラえもんの曲がカッコ良すぎで紹介したいですが、YouTubeに無くて残念…(´Д` )
コンサートの合間に小曽根さんが自分がゲイリーさんにどれほどお世話になったのか、どれほどゲイリーさんがスゴイアーティストで、素晴らしい人間かを話してくれたのですが、本当に愛に溢れたコンサートだったと思います。
こちらのコンサート、録音されておりましたので、またCDで聴けるのが楽しみですね!
小曽根さんは、このコンサートのCDが出来たら、そのCDを引っさげてゲイリーとまたツアーをしたいと冗談を言ってましたが、このコンサートを最後に引退とは本当に寂しいものですね…
74歳?だから、残りの人生の身の振り方もあるのでしょうね。本当に長い間世界の音楽の最先端であり続けたことがスゴイことです!素晴らしい音楽を沢山ありがとうございました!(^o^)/
生徒の皆さんも自分の好きなミュージシャンや素晴らしいアーティストを聴く機会を増やして、もっともっと音楽やギターを好きになってくれると、僕も嬉しい限りです!多分みんなもっと練習してくれるだろうカラ〜♪(≧∇≦)♪
というわけで、ゲイリーさん、小曽根さん、素晴らしい音楽をありがとうございました!!!♪( ´θ`)ノ
よかったら皆さんも聴いてみた下さい!
【Gary Burton & Makoto Ozone "Afro Blue"】
https://www.youtube.com/watch?v=TKA7Jm8BB_w
【Pat Metheny & Gary Burton and Makoto Ozone!!- Montreal 1988】
https://www.youtube.com/watch?v=MO4n3r7HUsQ
最新の画像もっと見る
最近の「日記」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事