「世界の祭り⑰」イギリス「ハロウィーン」 ~写真と短歌で綴る世界文化紀行
日本全国各地には、伝統的なお祭りが数多くありますが、世界にも様々なお祭りが催されています。なかにはびっくりするような、おもしろいお祭りも!メジャーなものからユニークなものまで、世界のお祭りを季節ごとにご紹介します。イベントやお祭りの日程に合わせて海外旅行の計画を立ててみるのも良いかもしれません。一度は体験してみたい世界の楽しいお祭りをぜひチェックしてみてください。
イギリス「ハロウィーン」
「ハロウィーンは子供のためのお祭りで お菓子をもらい家々を練り歩く」
毎年10月31日、世界各国で行われているハロウィン。日本人にとっても身近なお祭りになりつつあります。アメリカのイベントと思っている人も多いようですが、実はハロウィンの発祥の地はイギリスだといわれています。もともとは今のイギリス、アイルランド、北フランスがある辺りに2000年前から暮らしていたケルト民族のお祭りで、秋の収穫を祝ったり悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事でした。カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を作って飾ったり、子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりするなど、今では国よって様々な楽しみ方をしています。
イギリスでも10月中は町中がハロウィンモード。お店のディスプレイもすっかりハロウィン仕様になります。ハロウィンがテーマのハウスパーティなど大人ももちろん楽しめますが、イギリスでは基本的にはハロウィンは子供のための日です。子供たちが、魔女やお化けの仮装をして「トリック or トリート!」(お菓子をくれないといたずらするよ!)といいながら、ご近所を回りお菓子をもらいます。子供たちはトリック or トリートでする仮装のことや、友達のだれと近所を回ろうか、などと数週間前から楽しみにしています。
参照
https://dokodemodoors.com/column/festival
https://www.travelwith.jp/area/europe/topics/post-11720/