「死ぬまでに行きたい世界のベストビーチ⑩」タイ「ピピ・レイ島」~写真と短歌で綴る世界文化紀行
絶景の景観を誇り、かつ観光客でごった返していないビーチを探すのは至難の業。そこで、せっかくのバカンスをゆっくり堪能できるとっておきのビーチを厳選してご紹介します。各ビーチともピークシーズンはあるけれど、一生に少なくとも一度は訪れたいデスティネーションです。是非ご参考にされて死ぬまでに一度は行きたい世界のベストビーチをお楽しみください。
口語短歌
タイ「ピピ・レイ島」
「押し寄せる環境汚染サンゴ礁 名馳せる映画で苦渋の決断」
最近、タイは大人気のトラベルデスティネーションとなっているけど、それにはれっきとした理由がある。透明度抜群の海、巨大な岩石層、こだわりのあるグルメ通さえも唸らせる、おいしくて手頃な値段の食べ物、そして豊かな歴史と文化が満載なのです。
タイ国立公園野生生物植物保全省は2018年10月1日、観光地として有名なピーピー島マヤ湾への観光客の立ち入りを無期限禁止すると発表した。ピーピー島は、レオナルドディカプリオ主演の2000年のハリウッド映画「ザ・ビーチ」で世界的に有名になり、最近では1日に5,000人とボート200隻が訪れ、深刻な環境破壊が発生していた。ピーピー島閉鎖は、当初6月1日から4ヶ月間のみの閉鎖予定だったが、1年間の閉鎖に延長。しかし、海外周辺の植生が完全に破壊されており、短期間での生態系回復は不可能と判断。今回無期限閉鎖の結論に至った。ごみやボート、日焼け止め等による汚染のため、マヤ湾周辺のサンゴ礁の80%以上が破壊されたと推定されている。当局はすでえに千本以上のサンゴを植えているが、サンゴ礁は年に約0.5センチメートルしか成長しないため、完全に修復されるまで何年もかかると予測される。人気観光地のピーピー島は、年間約4億バーツ(約14億円)の観光収入をもたらすため、マヤ湾の閉鎖に対しては地元の反対も強かった。しかし政府は、生態系回復が優先と判断した。隣国インドネシアやフィリピンでも、観光によるビーチの環境破壊が深刻化しており、有名ビーチの閉鎖が発令されてきている。2022年11月観光客受け入れ再開とあります。
参照
https://www.elle.com/jp/decor/decor-interior-design/g478587/dpi-the-20-best-beaches-in-the-world-for-a-romantic-getaway18-0618/