≪KOBの日常≫
伊達なKOBのとあるメンバーから最近、「きなちゃん」という新メンバーの話があった。
聞くところによると、きなちゃんは最年少のメンバーで、背も一番低いという。
そして今日はヒラチャンの家にいるとの情報があり、私はブログ取材のために早速ヒラチャン宅を訪問した。
「いらっしゃい、よく来たね。さっ、上がって。」
ヒラチャン夫妻に促されるまま、私は玄関で靴を脱ぎ揃え、リビングへと続く廊下を歩き進んだ。
リビングに到着し、周囲を見渡すとヒラチャン夫妻の他には誰もいないようだった。
玄関で靴をそろえた時にお客さんの靴も見当たらなかったし、きなちゃんはまだヒラチャン宅に来ていないんだな。
湯呑に注がれた緑茶をすすりながら、そんな事を考えていると唐突にその瞬間は訪れた。
「そうだったわ、今日はあなたにきなちゃんを紹介するんだったわね。」
「えっ、きなちゃん、来てたんですか?」
私はヒラチャン妻の言葉に驚いた。
「来てるも何も、家に来てから、もう1ヶ月以上になるわね。」
「1ヶ月も!? 一緒に暮らしているんですか?」
「ええ、そうよ。 主人は最初反対してたけど、今はすっかり仲良しなの。」
ヒラチャン妻は笑顔でそう話した。
今度のメンバーはヒラチャン宅に居候しているのか・・・。今流行りの「シェアハウス」ってやつか。
「それで、そのきなちゃんは何処にいるんですか。」
「もういるわよ、この部屋に。」
「いるって、ここには誰も・・・。」
今一度部屋中を見渡してみたが、やっぱりそこには誰もいない。ヒラチャンとその妻の二人だけだ。
ひょっとして、ヒラチャン夫妻には霊感があり幽霊と一緒に生活しているのでは・・・。
私は一瞬背筋に冷たいものを感じた。
「ほらヒラチャン、きなちゃんを出してあげて。」
ヒラチャン妻の言葉を合図に、ヒラチャンが魔法の杖(そう思ったがただの割り箸であったが)を取り出し、こたつの上の菓子箱を叩き始めた。
「ほら、きなちゃん。お客さんだよ。」
ヒラチャンが笑顔で菓子箱を軽くトントン叩くと、中からひょっこりと顔を出す者があった。
「うちの新しい家族の、きなちゃんを紹介いたします。」
きなちゃんは菓子箱を飛び出し、ヒラチャン妻の準備したお菓子にかぶりついた。
きなちゃんは伊達なKOBの新メンバーではなく、ヒラチャン夫妻の飼っているペットのハムスターだった。
「きなちゃんは近くのペットショップで見つけてね、何だかきな粉みたいな色だなと思ったから、家に到着するまでにきなちゃんって名前に決めたの。」
ヒラチャン妻は笑顔で教えてくれた。
「そうなんですか。私はてっきりきなちゃんは、伊達なKOBの新メンバーだと思っていたので今日はブログの取材で来たのですが、早とちりでしたね。」
「あら、いいじゃない。新メンバーじゃないけど取材していってよ。きなちゃん、取材が来たわよ。伊達なKOBのブログで紹介してくれるって。」
きなちゃんは、嬉しそうにテーブルの上を動き回り、彼の別宅である「きなはうす」という菓子箱の中へと戻って行った。
本日の取材はここで終了。 また取材に来ますね、きなちゃん(^^♪
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伊達なKOBへの応援メッセージもお待ちしております(^^ゞ
KOB企画では楽曲制作のご依頼や、歌手(年齢不問)として活動してみたい方を随時募集しております。
興味のある方は、下記までお気軽にご相談ください。
※楽曲制作や、スタジオレコーディング、ポスター制作など、スタッフがしっかりサポートいたします!
KOB企画(仙台オフィス)
TEL: 022-393-6062
E-mail: kob-kikaku@mail.goo.ne.jp
オフィシャルHP: http://kob-kikaku.wixsite.com/kobkikaku
YouTube公式チャンネル: studio NOYAMAH
Twitter公式アカウント: @kob_kikaku
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伊達なKOBのとあるメンバーから最近、「きなちゃん」という新メンバーの話があった。
聞くところによると、きなちゃんは最年少のメンバーで、背も一番低いという。
そして今日はヒラチャンの家にいるとの情報があり、私はブログ取材のために早速ヒラチャン宅を訪問した。
「いらっしゃい、よく来たね。さっ、上がって。」
ヒラチャン夫妻に促されるまま、私は玄関で靴を脱ぎ揃え、リビングへと続く廊下を歩き進んだ。
リビングに到着し、周囲を見渡すとヒラチャン夫妻の他には誰もいないようだった。
玄関で靴をそろえた時にお客さんの靴も見当たらなかったし、きなちゃんはまだヒラチャン宅に来ていないんだな。
湯呑に注がれた緑茶をすすりながら、そんな事を考えていると唐突にその瞬間は訪れた。
「そうだったわ、今日はあなたにきなちゃんを紹介するんだったわね。」
「えっ、きなちゃん、来てたんですか?」
私はヒラチャン妻の言葉に驚いた。
「来てるも何も、家に来てから、もう1ヶ月以上になるわね。」
「1ヶ月も!? 一緒に暮らしているんですか?」
「ええ、そうよ。 主人は最初反対してたけど、今はすっかり仲良しなの。」
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「もういるわよ、この部屋に。」
「いるって、ここには誰も・・・。」
今一度部屋中を見渡してみたが、やっぱりそこには誰もいない。ヒラチャンとその妻の二人だけだ。
ひょっとして、ヒラチャン夫妻には霊感があり幽霊と一緒に生活しているのでは・・・。
私は一瞬背筋に冷たいものを感じた。
「ほらヒラチャン、きなちゃんを出してあげて。」
ヒラチャン妻の言葉を合図に、ヒラチャンが魔法の杖(そう思ったがただの割り箸であったが)を取り出し、こたつの上の菓子箱を叩き始めた。
「ほら、きなちゃん。お客さんだよ。」
ヒラチャンが笑顔で菓子箱を軽くトントン叩くと、中からひょっこりと顔を出す者があった。
「うちの新しい家族の、きなちゃんを紹介いたします。」
きなちゃんは菓子箱を飛び出し、ヒラチャン妻の準備したお菓子にかぶりついた。
きなちゃんは伊達なKOBの新メンバーではなく、ヒラチャン夫妻の飼っているペットのハムスターだった。
「きなちゃんは近くのペットショップで見つけてね、何だかきな粉みたいな色だなと思ったから、家に到着するまでにきなちゃんって名前に決めたの。」
ヒラチャン妻は笑顔で教えてくれた。
「そうなんですか。私はてっきりきなちゃんは、伊達なKOBの新メンバーだと思っていたので今日はブログの取材で来たのですが、早とちりでしたね。」
「あら、いいじゃない。新メンバーじゃないけど取材していってよ。きなちゃん、取材が来たわよ。伊達なKOBのブログで紹介してくれるって。」
きなちゃんは、嬉しそうにテーブルの上を動き回り、彼の別宅である「きなはうす」という菓子箱の中へと戻って行った。
本日の取材はここで終了。 また取材に来ますね、きなちゃん(^^♪
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