東京国立博物館・特別展「法然と極楽浄土」が6月9日閉幕しました。
井草幼稚園母体の如来寺ゆかりの阿弥陀三尊お出ましとのことをご紹介し,
何人もの方が実際に足を運んでくださいました。
「法然展」の音声ガイドは歌舞伎の松本幸四郎丈・市川染五郎丈の親子でした。音声ガイドの一番最後は、法然上人の言葉を意訳したこんなご紹介で閉じられました。
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「法然の教えにはこんな言葉があります。
『念仏を称える者は、ただ生まれつきの性格のままで称えればよい。善人は善人、悪人は悪人、そのままで称えるとよいのです。』
戦争や天災、疫病に苦しむ時代に全ての人の救済を目指した法然。その生き方や教え、またそれを伝えた継承者たちの姿は現代の私たちにも生きるヒントを与えてくれるのではないでしょうか。」
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井草が大切にしている言葉~阿弥陀経の中の一節「青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光」(…浄土の咲く蓮の花の色を表現した一節)は、法然上人のこの言葉にも反映されていると思われます。