何気ない日々

我が家の庭と近郊の花の写真などと共に、我が家の行事など、日記代わりに綴って行きます。

シロバナムシヨケギク、カミツレ

2010-05-17 10:43:58 | Weblog

シロバナムシヨケギク「白花虫除菊」(キク科ヨモギギク属)別名:ジョチュウギク「除虫菊」

我が家の庭にも、シロバナムシヨケギクがたくさん咲いた。

この花は、近所の庭や、畑でもたくさん植えられている。

良く、マーガレットと間違われる事が多く、通りすがりの人など、こんなにたくさんのマーガレットが・・・・。

なんて話しているのを耳にしたりする。

この時期、一回り小さいけど、クリサンセマム・ノースポールも咲いているし、慣れないと見分けが付きにくい花の1つだ。

特に、シロバナムシヨケギクとマーガレットは、花の形も大きさもそっくりで、ややっこしい。

シロバナムシヨケギクの葉は、幅が広くマーガレットに比べると切り込みも少なく、一般的な菊の葉を多少細くしたような葉である。
一方、マーガレットは、切り込みが大きく、針の様な形をした葉である。

また、マーガレットは、3月から咲き始め、シロバナムシヨケギクは5月下旬から咲き始めるなど、開花の時期が違うことからも判別できし、関東の場合、マーガレットは一年草として扱われる事が多く、シロバナムシヨケギクは、多年草で毎年花を見ることが出来る点でも違いが分かる。


シロバナムシヨケギク「白花虫除菊」(キク科ヨモギギク属)

自然に毎年、庭に顔を出し、草丈が60Cm近くまで伸びるので、切り花として、とても重宝している。


シロバナムシヨケギク「白花虫除菊」(キク科ヨモギギク属)

明治初期、虫除けの薬剤を作るために輸入された植物で、香取線香の材料として使われたことで知られている。



カミツレ(キク科カミツレ属)別名:カモミール、カミルレ、カモマイル

やたら、色々な名前で呼ばれる花である。

多くの人の中には、この花をカモミールと言う人も多いのだが、似た花でジャーマン・カモミールなんて花もあり、こちらもまたカモミールなのでやたら分かり憎い。

この為、僕の知っている専門家の人たちは、カミツレと呼んでいるようだ。

そうそう、中には、カモメールなんて言う人もいる。もしかしたら、郵便局の回し者かも知れない。


カミツレ(キク科カミツレ属)別名:カモミール、カミルレ、カモマイル

リンゴの薫りがして、この花を見ると必ず鼻を近づけてしまう。


カミツレ(キク科カミツレ属)別名:カモミール、カミルレ、カモマイル


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