- 回答者紹介
佐々木健師(北海道釧路市・釧路神愛キリスト教会牧師)
佐々木千津師(釧路神愛キリスト教会伝道師)
- 新型コロナウイルスの流行(コロナ禍)の当初、教会学校にどのような影響がありましたか
・保護者が感染を警戒して、子どもたちが教会から遠のいた。
・活動が制限された。
・緊急事態宣言中は活動を休止した。
- その影響を受けて、どのような対策を講じましたか
・集会時間の短縮
・教団の新型コロナウイルス対策ガイドラインに沿った対策、保護者の方への連絡・案内
(飲食をしない、マスクの着用、消毒徹底、部屋の換気、座席の間隔をあける、位置の記録、など)
マスク着用・戸外での活動
- コロナ対策の中で、どのような課題がありましたか
・新しい子どもたちを誘うことに配慮が必要。先ずは、通常来ている子どもたちを対象に活動している。
・時々、安全に配慮し(保護者の理解・協力を得て)、戸外で遊ぶ活動を行っている(例)自然・草むらなど。
- 北海道教区で行われたオンライン集会について教えてください
■北海道教区・中高生部 オンラインユースキャンプを実施(2021年7月27日-28日)
・講師 村上則之師(長野県・すわシオンキリスト教会)
・テーマ New Normal 新しい生き方(聖句:IIコリント5:17)
・コロナ禍にあって、ZOOMで各教会・家庭を結び、ユースの信仰を互いに励まし合うための集会を開催した。心開かれた中で御言葉のメッセージを聞き、決心・祈りへと導かれた。
【活動・企画】
一日目:アイスづくり、二日目:スーパーボールつくり
*その他:オリジナルノート作成・クイズなど
【準備】
事前に材料とレシピを人数分用意し、各教会(家庭)に郵送する。
現地調達したほうがよいものは、各教会に準備・協力していただく。
【感想・評価】
皆と同じ活動を行うことで、オンラインではあったが一体感が感じられた。
*補足)作ったアイスは、基本的にはキャンプ開催中に各自で食し、感想・写真を持ち寄った。
北海道教区・オンラインユースキャンプ
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新しい取り組みの中で体験した主の恵みをお証ししてください
・教区オンラインキャンプに子どもたちが出席し、恵みを受けた。他の教会の子どもたちと交流ができ、励まされた。
- 教会学校の活性化のためにどのような必要を感じますか
・子ども・保護者との関係を絶やさず、メール・手紙・訪問などで交わりを持ち続ける。
- コロナ禍が収束した後、教会学校はどのような対応をすべきでしょうか
・コロナ禍で活動が制限され、ストレスが溜まっていることを考え、活動プログラムを多く取り入れながら、教会学校を行っていきたい。
- 全国の教会学校への励ましのメッセージをお願いします
・コロナ禍のために活動が制限されていますが、福音は前進していると、 信仰と希望を持って歩みたい。
・今でしか出来ないこと、今だから出来ることを一つ一つ神に聞きながら、主に仕えていきたい。