初稽古に
暮れから新年の間何もしていない 身体はどうか 忘れてはいないか
師匠はお稽古はここだけでいいからと 家は色々用事もあるのでとおっしゃるので良いことにして
仕上がればそれはそれ どんどんとよい踊りにしたいと思うのは何事も誰も同じ
覚えるとき違う所作が付くと後で直すのに苦労するらしく~なるほどです
今日のお衣装は紬に塩瀬の帯 師匠の母上は本人幼い時から色々と日舞につぎ込み一流の花柳流師匠に
従って和服一般も然り 楽しみながら買いそろえていったと想像する 楽しかったでしょうね と思うのだが
現在は他界してるが着物など全部師匠のもの 倍はご自分用に増えている 会うたびに違うお着物に出会うような
しかし 仕事着に属するでしょうから よく袖を通すものはこの辺りが損じてくるなど
普通昔の着物は箪笥の肥やしになっていることも多いから せいぜい虫干しに着なさいなど云われる
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帯はお正月 餅つきの柄を選び風流さも
目の付け所が一味違う
小柄な方なのだが踊れば意外と大きく見える
芸の偉大さは美空ひばりのごとくと