国葬すら珍しく、しかも現職総理大臣でない方を国葬にて送るのは戦後初めてではなかろうか。
一部には、国葬令が撤廃された今は、費用の全てを税金から賄う国葬はできないはず、との意見もあるようです。
また、従一位に叙するとともに、日本の最高位の勲章である「大勲位菊花章頸飾」を授与。
その内、安倍晋三神社⛩の造営するとの話も持ち上がりそうな勢い。
しかし、これって平将門公や藤原道真公等々のこの世に怨みつらみを残してあの世に旅立った人達の怨念封じと似てないかなぁ。
歴史は勝者に都合よく解釈改ざんされ書物に残され、正史、事実とされる。しかし、勝者と敗者は紙一重。平将門を倒し英雄となり坂東武者の祖となった藤原秀郷すら、初めは逃げ回り、幸運にも流れ矢に当たり将門は死んだ。なんともお粗末な勝ち方で英雄になってしまった。
それでも朝廷にしたら、憎き将門を倒した秀郷は英雄に祭り上げられる。
負けた将門は絶対的な悪人と後世に語り継がれる。
そりゃあ、負けた方は怒り狂い怨念でも祟り神にでもなって暴れまくる気持ちもわかる。また、勝ったほうは、自分の都合の良いようにしてしまった自責の念を、死んだ相手方に、官位やら、神社造営やらをして御霊を鎮め、自分に災いが及ばない様、できる限りの事をしる。
安倍晋三元総理大臣…。
彼は、戦後総理大臣の中で在任期間が一番長いことを除けば、実績は、多くの賛否があるし、好きだと言う人と、嫌いと言う人、極端な政治家であった。
岸田総理、いくらなんでも、
官位、従一位に叙す。また
日本最高位勲章「大勲位菊花章頸飾」の授与までは、なんとなく理解できたが、国葬はやりすぎでないのかなぁ。
自民党葬、合同葬位で収めないと、自民党支持者の中の強固な嫌安倍の支持が得られなくなりますよ。死んだ人にまで胡麻する弱虫総理大臣と言われますよ。
平安時代でもあるまいし、今時、怨霊が都を襲い、天変地異をもたらす事なんてありませんから。
岸田総理大臣、安心して下さい。