雲海から始まった
今日はどんな1日になるのかな~
ひっさしぶり~ 『 こまちの散歩道 』へようこそ~
1ヶ月半も放置してしまいました スミマセン m( __ __ )m
8~9月は色々と忙しくなってしまい更新する時間がありませんでした。
このとおり元気ですので、どうぞ見捨てないでください。
さてさて、中断していた鳳凰三山レポの続きですよ!
気が付けば1ヶ月半も鳳凰小屋のテント場で滞在してしまったようです(笑)
今日は稜線に向けて出発で―す!
はじまり~ はじまり~
※これまでのレポはこちらから→①ドンドコ沢から滝めぐり ②鳳凰小屋テント場
レポが始まる前に、鳳凰三山について、ちょっと紹介。
地蔵岳(2764m)・観音岳(2,840m)・薬師岳(2,780m)の三山は、鳳凰山と総称されている。
地蔵岳山頂には、オベリスク(尖塔)と呼ばれる岩峰がそびえ立っていて、
甲府市街からも南ア北部の山々からも尖った頂きは見つけやすい。
その岩峰オベリスクは、地蔵仏とも称され、これを鳥の頭部(くちばし)とし、三山一体を伝説の鳥「鳳凰」に見立てたことが山名由来の一説とされています。
他にも諸説があり、
女帝孝謙天皇(奈良法王)が転地療養のために奈良田に来て法王山に登り、その山名が転化して鳳凰山になったとする女帝伝説もあります。
では、本編に戻りましょう~
飽和状態のテント場は風の通りも悪く、シュラフのジッパーも半明け状態で眠りに着く。
2時過ぎからポツポツと雨が降り出し、このまま本降りになったらどうしよう~とウトウト。
04:05 テントの外に出てみると、お月様とお星様
ヤッタ~!晴れてる
朝食とテント撤収を済ませ、夜明けを迎える。
うむ~まずまずかな。
小屋前のベンチに行ってみると、すでに多くの登山者が朝食中だったり出発の準備をしていた。
飽和状態のテント場ですから、当然トイレ前にも列が。
といっても、こまちはタイミングよくほとんど並ばずに済んだのだった。
04:35 予定より25分早く出発~。
ケンさんとは初めてのテント泊なので、遅刻したら今後二度と一緒に行ってくれないんじゃないかと思って、頑張っちゃいました(笑)
スタートは樹林の中の階段。 まだ薄暗いけどヘッデンは不要。
すぐに階段は終わり、頭上が開けてくる。
再び樹林の中をジグザグに登る。
このあたりはとっても登りやすい。
前方にオベリスクが見え始めた頃から、柔らかい土の急登となる。
ほら、まるで砂浜のようでしょ?
1歩進んだら、半歩戻る…みたいな感じ
登り始めて30分。
振り返ると、雲海が!!!
おぉぉ~~ なんか ひっさしぶりに見た気がするな~
そういえば今シーズン初めてのテント泊だ。
雲海にもドラマがあるようだ
静かに動く雲の波は、時折ぶつかったり、滝のように流れ落ちたりしている。
ささ、オベリスクへ向けて しゅっぱ~つ!
よく見ると、親指みたい 鳳凰鳥の頭部じゃなかったっけ?
しっかし、急登で柔らかくて登りにくい
いよいよ、オベリスク間近!
うひゃ~来たかったんだよ、この場所に
やっと やっと 念願の地蔵岳だ!
道沿いには、お花も咲いていました。
05:30 ザックを置いて空身で オベリスクへ向けてGO!
ぐんぐん登ると、V字の岩谷が現れる ↓↓
ヒョイ ヒョ~イと駆け上がって行くケンさん
うわっ 速いよ~ 岩場が好きとは知っていたけど、
まるでお猿さんみたいだわ クスッ
ウッキー♪ お猿さんポーズで決めてくれました(笑)
上から見るとこんな感じ
この後、2人は思い思いのままオベリスクトップに向けて登って行く。
甲斐駒ケ岳は雲の中
上に来ると、風が強さを増す。
岩峰(オベリスク)の周りを回れるのか、回れないのかも分からないので、とりあえず偵察。
左側からアプローチしてみると、甲府方面に雲海が広がっていた。
それにしても、すごい風! 帽子が飛んでいきそう。
オベリスクトップを見上げる
垂直に天に向かう岩峰 ここからはとても登れないや。
慎重に身体の向きを変えて、風当りの弱いところまで戻ろう。
早川尾根も雲の中
風をまともに受けるし、岩場ゴツゴツで崖っぷち。
写真だけ撮ったら安定した場所へ退避~
賽の河原を見下ろす
少し風当りがマシになった。
さて、さて、ケンさんはどこへ行った??
おっ!
ケンさんはオベリスク登頂に向けてトライ中だ
岩の隙間に挟まってるように見えるけど、モゴモゴ動いている!
頑張れ!ケンさん!
あともう少し!
そこだ!そこをグッと! ← 私が力んでどうすんだ
わ~い!!登頂おめでとう
すごいね!さすがお猿のケンさん(笑) 身が軽い!
近くに見えるけど・・・
実際はこの距離
ひょえ~ 高いや
あれ、どこ行っちゃうの~~ お~い!
上はどうなってるの~?
広いの? 狭いの? 座れるスペースあるの?
落ちないでよ~~
そんな私の心配をよそに、ケンさんは余裕で写真を撮っていたようです(笑)
貴重なオベリスク最高点からの写真で~す!(撮影:ケンさん)
上から見るとこんな感じ
複数のロープが絡まってるし、なによりも、こまちが小さい! ← そこかよっ
いや、それだけ高いってことですよ~
上はどんなふうになってるの?
…という疑問に見事に答えてくれた貴重な写真(撮影:ケンさん)
オベリスク最高点には、お食事ができそうな岩のテーブルがあったとさ(笑)
オベリスク最高点からの眺望(撮影:ケンさん)
観音岳とその左奥に富士山。
こまちの位置、オベリスク半ばからの眺望
やっぱりテッペンからの景色と中腹からの景色は違いますね~
え?あんまり変わらないって?
よ~く見てみ。
富士山が隙間に見えるか、雲海に浮かんで見えるか で大きく違うでしょ?
富士山は大きくて美しい
久々に近くで見たよ~
気が付くと ケンさんが下り始めてる!
うわ~下りの方が難しそう。 手を離したらストンと真下に落ちてしまう(><)
足をかけるスタンスあるのかな~? → どうやらわずかにあるようです
オベリスク登頂を果たしたケンさんの体験談をここに紹介しま~す↓↓
【さて基部に着き、上を見上げるとしっかりとしてそうなロープと絶妙な具合に足先が掛けられるほどの溝があります。
1歩取り付いてみるとイケそう!更に1歩、イケそう!そんな感じで意外とあっさりと登頂。
実際そこからの眺めは基部への登り途中からの眺めと大して変わりませんが、それでも一番上からというのは気持ち良いですね!
といっても狭いのであまり落ち着かず、すぐに下ります。最初の1歩目がチョット怖かったですが、後はスムーズに下りられました。】以上
…と、まぁ簡単に書いてありますが(^^;)
きっと私には高度感と垂直感が恐ろしすぎて、無理だったでしょう。
観ているだけで楽しめました
入れ違いに上を目指す3人組
緑のウエアの女性が岩に張り付いて待機している。
仲間の2人が登る様子を伺っているけど、あまりに近すぎて垂直すぎて上が見えない様子。
あそこまで行くのも怖いや。足場が狭そう。しかも風強いし…
緑のウエアを着た女性は悩んだ末に、上に行くのを断念したようです。
気が付くと、オベリスクに取付いてから30分以上も風に吹かれていたので、
すっかり身体が冷えてしまって寒い寒い。
さぁ 下りよう。 寒いよ~ ゜・(≧д≦)・゜
06:16 ザックデポ地へ下りてきました
温かい飲み物が飲みたい気分だけど、グッとこらえ、ザックを背負って動き始めます。
動けば身体も温まるだろう (*^-°)v
で?結局オベリスクのどこまで登ったの? という質問に、簡単に図解しました。
ハート印♡がこまちで、★印がケンさん
いや~ その差、歴然ですね (ノ´▽`)ノオオオオッ
鳳凰三山のうち、ますは1座、地蔵岳(2,764m)終了~
ここから見ると、鳳凰鳥の頭部に見えるね(^^)
< つづく >
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プロゴルファー猿に倣ってヤマノボラー猿とでも(笑)
な~んだ、まだテン場に居たんだ。
てっきり道に迷ってるのかと思って、この前の3連休に捜索しに行っちゃったよ(笑)
ちなみにテン場1日800円×2ヶ月(約75日)だから…
ありがとうございます!ちょうど6万円になりま~す(爆)
う~ん、懐かしい!ってか懐かしすぎ!
オベリスク登ってる姿、当然だけど初めて見たよ^^
あんな風に登ってて、ボクは鳳凰のくちばしに立ってたんだ!
こまちさんが力みながら見守ってくれているのもつゆ知らず、1人で楽しんじゃった(^^;
今度はこまちさんも上まで行こうね♪
>遅刻したら今後二度と一緒に行ってくれないんじゃないかと思って、頑張っちゃいました(笑)
え~っ!そんなこと思ってたの!?
そんな訳ないじゃん!甲武信や八ヶ岳の時も、時間のこととか歩くペースのこととか気にしてたけどノープロブレム! ←きっぱり!
わたくしめは貴方様の忠実な犬でございます。あっ、違った!猿だった(><)
しっかし、まさかのオベリスクで1ネタ使っちゃうとは(^^;
下山はいつになるんだか…(笑)
でも次回は、いよいよあの青空の稜線歩きだね!ワクワク!
ヤマノボラー猿ってビッタリだね!
身が軽くてひょいひょい登って行く姿は本当にお猿さんみたいだったよ(笑)
オベリスクトップは、何人くらい立てそうなのかなぁ。
私も計算しちゃったよ(笑)テント場代金。
あまりにも居心地が良いテント場だったからついつい長期滞在しちゃった。なんてね。
オベリスク登頂おめでとう~(^0^)/
あまりにも軽やかに登って行くから、私でも登れそうかな~とちょっぴり思ってしまうほど。
だけど見ているだけで楽しめたよ。
いやいや最初の印象が大事かな~と思って(笑) ←高速バスの時間ぎりぎりに行動した失態もあるけど(^^;)
もともと準備が遅い人なので、その点は遅れないよう気を付けていたけどね。
来週あたりに下山できるといいな(笑)
もう一度チャレンジって気持ち
沸々と沸いてきてしまいます
オベリスク私もあと1歩
最後の5mがどうしても
登れませんでした
ぶら下がってるロープが
信用できなくて--
でも岩の隙間に
体をコジ入れながら
登っていけるんですね
トライした他の人も
私の行ったところまでの人
多かったです
では雪が降らないうちに
下山してくださいね
そうですよね~
最後のひと登りが垂直で難しそうですね。
私は右手骨折して以来、握力が弱くなってしまって、細いロープを握ることが危なっかしいです。
なので最初から諦めてました(笑)
登ったはいいけど、怖くて降りれない…では困ってしまいますし(^^;)
早く下山しないと本当に雪が降ってしまいますね(笑)
頑張ってレポ作成します!
気長に更新を待っていましたが~~
やっと登りましたね
オベリスク、もちろんヘタレのわたしも途中まで行き
登れませんでした(笑)
最初から、登る気もなかったんですが
登りはなんとか、なりそ~~ですが、下りが難儀しそ~~
わたしの目の前の方は、女性、男性みなさんかっこよく
登られて行きましたが・・安全第一です
次回の更新もきなが~~に待ってますぞ!!
繊細で、とても丁寧なずぼらなわたしには、とてもできない素敵なブログを楽しみにしている、こまちFANがいる事をお忘れなく
って、如何でもいいけど!
他人が心配しているのに。 (`´)
確かに見ず知らずの他人が心配する事でも無いですね。
ついでにオベリスクの上から落っこちれば良いのに。 (;一_一)
ん これって!焼き餅???
それにしても長い! 一ヶ月半は長すぎ。 「いい加減にしろ」
怒っておいて、「復活おめでとう」 (^.^)
仕方が無いからランキングボタンでも。
コメントはまた次回 (^.^)
さぼっている間にもう秋ですよ。
yamaonnna4さんも登れませんでしたか。一緒ですね~
あれは、下りが怖いですよね。
下を見たらダメでしょうね。
ボルトの1本でも打ってあれば足かけにちょうどよく、登頂も下山もできそうですが(笑)
風がなく、寒くないときであれば、基部まで行ってダメ元でトライしてみたいですが、
このときは風も強くて寒かったので、基部まで行く気力もありませんでした。へなちょこです。
更新が遅くてスミマセン。。
yamaonnna4さんも待っていてくれたなんて頑張らねば!!
待ってる方は長く感じますよね。
私にはあっという間の1か月半でしたが(^^;)
ランキングぽちっと、いつもありがとうございます。
tahara_t2さんの励ましのメッセージもあってレポが再開できました。
続きも頑張りますね。
見捨てないでくださいね(^^)/
立ったら10人くらいはいけるかな?
確実なのは、槍の山頂よりは狭いってこと(笑)
ちなみに、現在あのロープは外されちゃったんだってさ!
理由は分からないけど、劣化があって事故防止の為だとかっていう話も…
でも、またいずれ新しいロープがつけられるだろうね。
そしたらこまちさんも(^^;
意外に多く立てるんだな~とびっくり。
だけど落ちたらシャレにならないから、5人までにしといた方がいいよね。
ロープ、外されたんだ~。
タイミング良かったね。
ロープがなかったら、登るの難しいのかな。
新しくて、しっかりしたロープなら・・・
でも、あの高度感と垂直感が・・・怖いかも(^^;)