ホルアロアにあるホルアコア・カフェで軽くランチを食べたあと、
同じ180号線(North Kona Belt Rd.)沿いにあり、
とても気に入っている場所のひとつ、
ドトール自家農園『マウカメドウズ』(Doutor Mauka Meadows Ocean)へ行くことに。
ゲート脇のインターホンで見学希望を告げると、
駐車場で待つよう言われ、目の前の大きな鉄門扉が自動で開きました。
入ってすぐ左手にある駐車場に車を停めて待っていると、坂の下からカートに乗って女性がやってきました。
「ここは、初めてですか?」と訊かれ、
「いえ、3回目です。」と答えると、「じゃ、お帰りなさいですね。」と彼女が言ってくれました。
駐車場から歩いて、隣のゲートへ移動。
「では、後ほど。」と、見学コースのゲートを開けた後、スタッフの女性はカートへと戻っていきました。
まずは、ゲスト・アプローチから坂道を下って行きます。 (
拡大できます。)
色とりどりの花々と椰子の木が私たちを迎えてくれます。
快晴のマウカメドウズは、やはり素晴らしい眺め!
実は、
前日までフアラライ山には連日雲がかかっていたので、
絶景は望めないだろうと訪れることを躊躇っていたのです。
しかし、今日は快晴。
スタッフの彼女の説明でも、昨日までは見晴らしが良くなかったとのこと。
やはり、今日訪れて正解でした。
シュリンプ・テールは尻尾というより
エビフライに見えました。
フラワー・ガーデンを抜けると、眼下には東屋とカイルア・コナの海が!
(2枚とも拡大できます。)
(グラビア撮影が行われたのも納得のロケーションです。)
パイナップルやバナナの木、
グレープフルーツの木などが植えられているフルーツ・ガーデンを下ると、
プールのあるバーベキュー・ガーデンが見えてきました。
(拡大できます。)
ここからの眺めも素晴らしいの一言。
(
拡大できます。)
たどり着いたプールサイドで無料のコーヒーを頂くことに。
(拡大できます。)
椅子に腰を下ろし休んでいると、山の涼しい風が、心地良く吹きぬけていきます。
水面がキラキラと輝くプールサイドで、
美味しいコーヒーを飲みながらBGMのハワイアンを聴いていると、
身も心も溶けてゆく気がしてきます。
私たちの他に人がいなかったので、貸し切り状態。
パンフレットの謳い文句「楽園のなかの楽園」を実感しながら、
至福のひと時を堪能しました。
しばらくして、
「いかがですか?」と、先ほどの女性スタッフがやって来ました。
「何度来ても、この景色は感動しますね。コーヒーも美味しいし。」
「ありがとうございます。」
笑顔で答える彼女に、
「初めて来た時に聞いたんですけど、ここで結婚式を挙げる人もいるんですよね?」
と、プールの真ん中に立つ十字架を指差して訊くと、
確かに以前は結婚式も行われていたけれど、
アメリカの法律で出来なくなってしまったとのこと。
コーヒー豆も、以前はプール脇の建物で販売していたのに、
2004年の9月から園内ではなく道路沿いで売るように規制されたそうです。
(以前はここでお土産を買えたのに・・・)
充分休んだところで、ワゴン車に乗せてもらい、駐車場まで送ってもらうことに。
斜面を登っていると、コーヒーの木が生育順に綺麗に並んでいるのが見渡せました。
そういえば、ここは植物園ではなくコーヒー農園。
初めて訪れたとき、
ファラライ山の斜面は、朝夕の寒暖差が激しいため、実がキュッと締まり、
美味しいコナ・コーヒーが出来るのだと、教えてもらったことを思い出しました。
駐車場に戻ったところで、ここでしか売っていない100%ピュア・コナ・コーヒーと、
コーヒーの花だけから集めたオリジナルのハチミツをお土産に購入。
入園料と一緒に代金を清算しました。
スタッフの女性に別れを告げ、マウカメドウズを後にしました。