Ali'i Drive Breeze

The Big Island
ハワイ島で体験した思い出を写真とともに綴る旅日記

キラウエア・ロッジ<Kilauea Lodge> #1

2007年03月04日 | ボルケーノ地区

妻のリクエストで、宿泊することにしたB&Bのロッジです。



日本から、FAXとeメールを使って予約しました。
(2度目の予約時は、前回宿泊の記録が残っていたらしく、クレジットカードでの精算など、スムーズでした。)
キラウエア・ロッジのJanet が、良く対応してくれました。

<MY DRIVE COURSE>
プナルウ黒砂海岸から、11号線(Hawaii Belt Rd.)を東へ。
ビックリするほどまっすぐな道をひた走り、やがてハワイ火山国立公園へ。
周囲の景色が一変。ここが火山地帯なのだと分かります。
ボルケーノ・ワイナリーに立ち寄った後、国立公園内 Crater Rim Dr. を周遊。
再び11号線に出てヒロ方面へ。
MM28を過ぎたら、まもなく左手に Old Volcano Rd.が。左折し、ボルケーノ・ビレッジへ。
ジェネラル・ストアを過ぎたら、すぐでした。

(Office & Restaurant)

午後3時過ぎに到着。レストランの中に入り、左側にあるオフィスでチェック・イン。
Janet がゆっくりと分かりやすく、宿泊について説明をしてくれました。

 ←(拡大できます。)

鍵は2種類渡されます。ひとつは自分たちの泊まる部屋用の鍵。
もうひとつは、ハレ・アロハ棟(Hale Aloha Bldg.)の入り口の鍵です。

部屋用の鍵は、翌朝レストランで朝食を食べる際には、テーブルに出しておきます。
そうすれば、(宿泊費に朝食代も含まれているので)ウェイトレスが宿泊客と一般客を見分けて対応してくれます。
敷地の裏庭にはHOT TUB があり、利用する時はハレ・アロハ棟の中を通り抜けなければ行けません。その際に、ハレ・アロハ棟の鍵を使用します。
(ハレ・アロハ棟内の部屋に宿泊している場合は、いつでも HOT TUB まで行けます。)

朝食時間が、午前7:30~9:00
チェック・アウトは、正午まで

といったことを、茶色の部分を見せながら説明してくれます。
HOT TUB の使用については、水色の部分に書いてあることを読んでくださいと、言われました。

レストランの予約は、どうしますか?と聞かれ、初めて宿泊した時はお願いしました。
ここのレストランは人気らしく、特に週末は混むようです。

チェック・インを済ませ、いよいよ部屋へ。

<Awapuhi Room>

(裏庭から見たハレ・アロハ棟)

初めて宿泊したのは、
大きな暖炉のある共用スペースを真ん中に左右2部屋ずつある1階と、
3部屋ある2階からなるハレ・アロハ棟でした。



私たちは1階左側手前の Awapuhi Room に泊まりました。
ステンドグラスの綺麗なダブルベッドの部屋でした。



TVもラジオもない、聞こえてくるのは鳥のさえずりだけという静かな部屋です。

夕食まで時間があったので、
ジェネラル・ストアの隣にあるラバ・ロック・カフェ(Lava Rock Cafe)まで歩いて行き、
地ビールを飲みました。

さすがに山の上だけあって、夜になると冷え込んできます
ほろ酔い気分でロッジまで戻ってみると、室内もひんやり
このままでは、さらに気温が下がりそうなので、暖房のスイッチを入れ部屋を暖めます。
午後6時半。
予約した夕食の時間になったので、長袖のジャンパーをはおりロッジのレストランへ。
ハレ・アロハ棟から一歩外に出ると、なんと!
さっきまで靄っている感じだった庭の景色が、
すっかり霧に覆い尽くされています
それも、1メートル先でさえ見えないほどの濃い霧に
『遭難』の2文字が、一瞬頭を過ぎります。
ただ、敷地内のルートに灯りが点けられているので迷わずレストランまで行けましたが、
無かったら怖いくらいでした。

レストランの中に入ると満席。多くのお客さんで賑わっています。
(この霧の中、みんな車でやって来ているようでした。)
やはり、予約しておいて正解。すぐ席に案内してもらえました。
大きな暖炉では薪が焚かれ、まさに山小屋といった感じ
一般的なハワイのイメージとは程遠い雰囲気が、すっかり気に入ってしまいました。
食事は、パーカー牧場の牛の肉を使った5スパイス・ビーフを注文。
(おすすめのウサギの肉料理には手が出せませんでした。)
ボリュームある一品。スパイスの香りと辛味がよく効いた、美味しいステーキでした。
ワインは、ハウスワインのメルローをグラスで。
人気のあるレストランだけに、食事は満足のいくものでした

満腹のお腹を抱え、再び霧の中へ。
この時驚いたのは、部屋に戻るまでのわずか1、2分で、体がびっしょりと濡れていた事。
それぐらい霧が濃かったのです。
ジャンパーを着ていて良かったぁ。
(ボルケーノを訪れる際、ジャンパーは必需品かも。)

共用スペースの暖炉の前では
二組のカップルがロマンチックな雰囲気に浸りながら、
それぞれロッキングチェアに腰掛け、ハワイ島の観光ビデオを見ていました。

就寝前にシャワーを浴びることに。
ここで、初めて見るものが・・・
浴室の壁には、白いペンキで塗られたスノコのようなものが取り付けられており、
そこに畳まれたタオルがかけられていました。
普通のタオル掛けとは様子が違います。何だろうと手で触れると、
「!?・・・暖かい!!」
この時初めて知ったのですが、タオル・ウォーマーだったのです。
それだけ、夜の冷え込みが厳しいということなのでしょう。
濡れたタオルもここに掛けておけば、
翌朝には暖かく心地よいタオルになっているというわけ。
ちょっと、感動してしまいました。

ベッドはフカフカで、ぐっすりと眠ることが出来、
翌朝には、小鳥たちの賑やかなさえずりで目覚めました。

すっかりキラウエア・ロッジが気に入ってしまった妻は、もう一度泊まりたいと言い出す始末。
「今度は暖炉のある部屋がいい」だの、「次は、HOT TUBに入る」などと言います。
2年後、キラウエアをトレッキングしに訪れた際、今度はPaina Roomに2泊することに・・・

#2に続く。 



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