「ハワイ島って、天文学の島でもあるんですよ。」
こう説明してピンと来る人、案外少ないですよね。
標高およそ4200メートルのマウナケア山頂に並ぶ、各国の天文台。
その数なんと13基。
日本の『すばる望遠鏡』やアメリカの『ケック望遠鏡』などが、
日々、広大な宇宙を観測し続けています。
その成果は素晴らしく、
地道な観測データの蓄積と分析により、
ブラックホール、地球型惑星、最も遠い銀河など数々の新しい発見、
宇宙の解明が、このハワイ島の天文台群で行われています。
そんな天文学の最前線基地ともいえるハワイ島で、
“ハワイ文化とマウナケアの天文学の発展をたたえ、
ハワイ文化と科学を結ぶ、きわめて重要な架け橋となり、
世界の人々と共により深い知識と理解をもつことを目指す。”
という使命のもとに造られたのが、
ハワイ大学ヒロ校の付属施設、
『イミロア天文学センター <‘IMILOA ASTRONOMY CENTER >』
www.imiloahawaii.org
「楽しいらしいよ!」という妻のリクエストで行ってみることに。
<My Drive Course>
ヒロ・ダウンタウンから、Kilauea Ave.をヒロ空港方面へ。
ケンズ・ハウス・オブ・パンケーキがある角で、Mohouli St.へ。
Komohana St.との交差点で左折。
Nowelo St.で左折し、ふたつ目の道でImiloa Placeへ。
2010年1月2日:午前10時37分
センターに到着。
表示板の指示に従い、ビジター用の駐車場に車を停め、建物内へ。
まずは、受付でチケットを購入。
料金は、ひとり$17.50。
チケットの右側の半券で、プラネタリウム上映の鑑賞、
左側の半券で、展示室の入場ができるそうです。
プラネタリウムの上映開始5分前に、
「プラネタリウム通路(View Space)に並ぶように。」とのことでした。
上映時間まで、展示ホールを見て回ったらいいと薦められましたが、
上映開始まであまり時間がなかったので、展示ホールは後回しにして、
ロビー内のギフトショップで、あれこれグッズを見て時間を潰すことに。
しかし、5分前と言われたけど、10分前あたりから早くも人が並び始めていたので、
ぼくたちも列に加わることに。
プラネタリウム上映の『マウナケア:天と大地の出会い』を鑑賞。
ハワイにまつわる神話に沿って、
ペレがハワイ島へと渡ってきた様子などを迫力あるCGで再現。
美しい映像に感動!です。
英語の解説でしたが、
子供たちにも分かるように構成されていて、
十分楽しむことができました。
上映終了後、展示ホールも見学してみました。
こちらも、宇宙の創世など天文学の知識を、
子供たちにも分かりやすく、楽しめるよう展示されています。
なかでも、『4D2U』では、
KONISHIKIがナレーターを務める「アロハすばる」や、「宇宙の形成」を3D映像で体験できました。(入り口に、3Dメガネあり。)
そのほか、宇宙の起源からハワイの伝統的航海術まで、
なかなか興味の尽きない様々な展示がなされていました。
マウナケア山での星空観測に参加する予定があるなら、
その前にこのセンターを見学しておくのも、いいかも知れませんね。
午後0時10分
丁度、お昼時だったので、センター内の『スカイガーデンレストラン』で食事。
「ガーデン・バーガー(ベジタブル)」と「ハンバーガー」を、それぞれ注文。
フライドポテトの量が多過ぎたのか、妻は食べ切れず残してしまいました。
ここは、溶岩の流れに飲み込まれなかった土地だそうで、
ハワイ語で「キプカ」と呼ばれる心が落ち着く場所。
緑溢れる庭を見ているだけで、なんだか心が癒されるようでした。
(レストラン内は、やや冷房が効きすぎていて、肌寒かったけど。)
午後はいよいよ、カラパナ目指して、プナ地区をドライブです。
Aloha ! クムカヒ岬へ