山村留学先の中学を卒業して横浜の自宅に帰って来たmoto。
さっそく 高校のオリエンテーションがあり3泊4日の合宿へ。
念願の志望校に合格し さぞかしテンションも上がるだろうと思ったら
どうも顔が冴えない。
「友達」のことになると どうも神経質になるようで・・・
時間の経過と共に 仲間に囲まれて弾けているmotoですが
いつの時も 最初の数日は 「人見知り」が激しい。
友達ができるか 相当 不安になってるらしい・・・・
その反動で 人に対する先入観も恐ろしくネガティブなイメージで 妄想が暴走。
もう毎度のことなんです。
3日もあれば 解消される悩みです。
サマースクールしかり、山村留学も進級時の春しかり・・・
自分のパターンをまだわかってないのかなぁ~と思いつつ
「 これ、 いつものパターン。 心配ないよ。すぐ友達できて
帰るころには 弾けてるって! 」
と言っても うだうだ~ ぐずぐず~~
それでも着替えや持ち物の準備はして
さぁ、当日 「 いってらっしゃい~~!!! 」 と元気に送り出すはずが
「 行かないから 」 とソファに寝転んでる。
電車の時間があるし、 初っ端から遅刻やドタキャンって訳に行かないから
なんとか外に送り出そうと試みる。
しまいに逆切れて 家を飛び出していった。
春休みで 帰省中の次男Joも 不安そうな顔をして こちらを見ている。。。
しばらくして携帯にメールが。
いくつか グダグダな言葉を吐いた挙句に
「 どうせ俺の気持ちなんかわからない。 オリエンテーションには行かない。
“安易に志望校 決めてしまった”と思ってた。 高校も行かない。
俺は孤独に一人で生きていく。」
うーーん。 とりあえず着替え持ってるしな。 合宿費用2万円持ってるしな。。
2万円で どこまでいけるかな。
長野(山村留学先)や名古屋(親友)あたりは行けるか。。。
正直 半々だった。
いつもの・・ 私の知ってるmotoなら、問題ない。大丈夫。
なんだかんだ言っても オリエンテーションには行くはず。
けど、 3年もの間、離れて暮らしているから
私の知らないmotoがいてもおかしくない。 思春期であり成長期の3年間に
motoがどんな風に成長したか 私が見えてない部分もあるだろう。。。
いつものように 大したことじゃない・・・と思ってることが
もしかしたら 今のmotoには 家出したいくらいに辛いことなのかもしれないし
だとしたら ほんとに帰ってこないつもりかも。
「 家出 」 なら、 まずはオリエンテーションを欠席する連絡や
行きそうなところに 連絡も入れておかなければいけないし
どこかのタイミングで 主人にも知らせておかないと・・・
せめてもの救いは メールのやり取りができること。
携帯持たせて良かった~
とりあえず motoのグダグダに丁寧に寄り添ったメールを返し
最終的には・・
「 うん。 わかった。 そんなに辛くて・・
どうしても行きたくないなら 行かなくて良いし
motoの好きなように 一人で自由に生きていったらいいよ。
何か困ったことがあったら連絡しなさい。
ただ、 お父さんは motoの為に頑張って仕事して、
motoの知らないところで motoの受験の時も 一生懸命、応援してたから
すごくうろたえるだろうし
悲しくて仕事が手につかなくなってしまうと思うから
せめてひと言メールぐらいしてあげてね 」
さて、 主人にも一報 入れておくかな。。。
ちょっと ややっこしくなるけど ほんとに家出なら 適当なところで
知らせておかないと まずいし。
主人に電話。 期待を裏切らない反応。。。。。
motoの携帯に電話攻撃、、、 まぁ、そうだよね。。。。
当然 motoが電話に出るわけもなく。
暫くして motoからメールが来た。
「 もう (オリエンテーションに)向かっているから 電話するのやめさせて
電車の中だから 」
ん? あ・・そう。。。。 あっさり軌道修正?
私に甘えてみただけのこと??
私 「 あれ? 行かないんじゃなかった? ひとりで孤独に生きていくんじゃ? 」
moto 「 行くったら行くの! 」
私 「 だったら 最初から普通に行きなさい! 」
このやり取りのために 私はひとつ大事な約束をキャンセルしたんだぞ!!!!
・・・3日後。
昼に学校で現地解散の子供と入れ違いで 午後からは父母のオリエンテーションがあり
学校へ。
motoは友達数人と固まって何か楽しそうな雰囲気。
顔を見て一安心。 問題ない。 弾ける域に無事突入してる感じ(笑)
仲間とこれから横浜まで遊びに行ってくる・・・ と会話もそこそこに出て行った。
父母のオリエンテーションが終わり、 motoも戻ってきて・・・
そして何事もなかったかのように 普通に
「 宿題めっちゃ大変そうだわ。 感想文二つも書かなきゃいけないし、、、 」
なんて すっかり行くつもりで言ってるのを聴いて
「 あ、 行くの? でも、“安易に決めて” 後悔してるみたいだから 今ならまだ
引き返せるし あとでちゃんと話し合おう。 中途半端な気持ちで入って 途中で
やっぱり無理・・って簡単にやめるわけにはいかないんだから。 」
その言葉に バツが悪そうに あえて行く気なさそうに
「 規則も厳しくて なんか拘束されるから 嫌だな~ 」
と言ってみるmoto。 もう思いっきり振り切れて 「行きたい」くせに
素直になれなくて そんなことまで言っちゃう。 おばかですねぇ~
「 そういう人には 今のうちにやめて欲しいって 今 講義があったばっかり。
海外で全寮制で親元離れての生活だから、規則も守れないとか
それが嫌という人は あとあと問題起こしても困るから 今のうちに
よく話し合って 学校の趣旨に添えないなら他の学校を選んで欲しいって。
まだお金払ってないから 今なら間に合うからね。 」
かわいくないので、追い討ちをかけてやった(笑)
本当にこの高校に行きたい! なら、
まず 親に心配かけるようなやり方や
親に対して言うべき言葉じゃないことを言った非礼を侘びて
学校の あれがどうとか、これがどうとか文句を言わず
前向きに やるべきことに取り組む姿勢を見せない限り
母は 「許さない」のである。
1日がかりで アタマを冷やさせて
さて・・ 謝るきっかけを 頃合をみて作ってあげないと
さらに時間がかかりそうなので 声をかけてみる。
まぁ 素直に応じたので ひとつひとつ確認するように
言い聞かせ・・・ その流れで 私にも謝ることができ
主人にもお詫びし 高校に行かせてくださいと言えたので 程なく解決。
あーーー ほんとに家出されたら どーーしよーーーかと思った~~
内心は ちょっと怖かったです、、、、
それより 驚いたのが Joの成長振りでした。
なんと、 私とmotoの仲裁役を買って出た。
私の知る限り・・
これまでは 自分の感情、気持ちの方向からしか考えていなかったJoだった・・
そんなJoが 断片的に 今回の様子を見ていて 私にこう言った。
「 お母さん、 もう少し お兄ちゃんの気持ちも考えてあげようよ。。。。 」
その言葉は衝撃的でした。
(いや、気持ちがわかるからこそ、あえて こういうことになってるんだけどね、、、)
さらに。
「 お母さんが言うことは、“ごもっとも” だけどね、
でもね、 お父さんと違って ぼくたちは そんなに簡単には謝れないんだよ。。 」
( 主人は超短気なので、理由にかまわず、先ず怒る→ 事情がわかる→
納得する → 何もわからず怒ってしまったことを謝る・・・ので、
とりあえず、自分が悪いと思ったときに ちゃんと謝れるお父さんは
スゴイね!と 子供たちにはそう言っている。
その前に超短気をなんとかすれば良いのだけどね、、)
ごもっとも・・って Jo、、、、 (^^;
でも、ちょっと感動でした。 まさかJoにそんな風に言われるなんて
想像もしてなかった。 Jo、 大人になったね。。。。
10才の弟に 擁護される 兄15歳(笑)
私とmotoが険悪な雰囲気を漂わせている半日、
父は 何も知らなかったかのように・・・ いや、むしろmotoに気を使っていて
さらに 私だけ悪者にしてる感じが腹立たしく(笑)
Joも motoの顔色ばかりを伺って 早くいつもの和やかムードになることを
願っていたのでしょう。。。
私が一人で怒ってたような感じでしたが
でも、ここは・・そのまま何もなかったことには・・・できなかったし
したくなかったから。
本人も悪かったという自覚がちゃんとあったし
けじめも付けれて良かった。
これで 当分 ぶれずに前向きにやるでしょう~
さっそく 高校のオリエンテーションがあり3泊4日の合宿へ。
念願の志望校に合格し さぞかしテンションも上がるだろうと思ったら
どうも顔が冴えない。
「友達」のことになると どうも神経質になるようで・・・
時間の経過と共に 仲間に囲まれて弾けているmotoですが
いつの時も 最初の数日は 「人見知り」が激しい。
友達ができるか 相当 不安になってるらしい・・・・
その反動で 人に対する先入観も恐ろしくネガティブなイメージで 妄想が暴走。
もう毎度のことなんです。
3日もあれば 解消される悩みです。
サマースクールしかり、山村留学も進級時の春しかり・・・
自分のパターンをまだわかってないのかなぁ~と思いつつ
「 これ、 いつものパターン。 心配ないよ。すぐ友達できて
帰るころには 弾けてるって! 」
と言っても うだうだ~ ぐずぐず~~
それでも着替えや持ち物の準備はして
さぁ、当日 「 いってらっしゃい~~!!! 」 と元気に送り出すはずが
「 行かないから 」 とソファに寝転んでる。
電車の時間があるし、 初っ端から遅刻やドタキャンって訳に行かないから
なんとか外に送り出そうと試みる。
しまいに逆切れて 家を飛び出していった。
春休みで 帰省中の次男Joも 不安そうな顔をして こちらを見ている。。。
しばらくして携帯にメールが。
いくつか グダグダな言葉を吐いた挙句に
「 どうせ俺の気持ちなんかわからない。 オリエンテーションには行かない。
“安易に志望校 決めてしまった”と思ってた。 高校も行かない。
俺は孤独に一人で生きていく。」
うーーん。 とりあえず着替え持ってるしな。 合宿費用2万円持ってるしな。。
2万円で どこまでいけるかな。
長野(山村留学先)や名古屋(親友)あたりは行けるか。。。
正直 半々だった。
いつもの・・ 私の知ってるmotoなら、問題ない。大丈夫。
なんだかんだ言っても オリエンテーションには行くはず。
けど、 3年もの間、離れて暮らしているから
私の知らないmotoがいてもおかしくない。 思春期であり成長期の3年間に
motoがどんな風に成長したか 私が見えてない部分もあるだろう。。。
いつものように 大したことじゃない・・・と思ってることが
もしかしたら 今のmotoには 家出したいくらいに辛いことなのかもしれないし
だとしたら ほんとに帰ってこないつもりかも。
「 家出 」 なら、 まずはオリエンテーションを欠席する連絡や
行きそうなところに 連絡も入れておかなければいけないし
どこかのタイミングで 主人にも知らせておかないと・・・
せめてもの救いは メールのやり取りができること。
携帯持たせて良かった~
とりあえず motoのグダグダに丁寧に寄り添ったメールを返し
最終的には・・
「 うん。 わかった。 そんなに辛くて・・
どうしても行きたくないなら 行かなくて良いし
motoの好きなように 一人で自由に生きていったらいいよ。
何か困ったことがあったら連絡しなさい。
ただ、 お父さんは motoの為に頑張って仕事して、
motoの知らないところで motoの受験の時も 一生懸命、応援してたから
すごくうろたえるだろうし
悲しくて仕事が手につかなくなってしまうと思うから
せめてひと言メールぐらいしてあげてね 」
さて、 主人にも一報 入れておくかな。。。
ちょっと ややっこしくなるけど ほんとに家出なら 適当なところで
知らせておかないと まずいし。
主人に電話。 期待を裏切らない反応。。。。。
motoの携帯に電話攻撃、、、 まぁ、そうだよね。。。。
当然 motoが電話に出るわけもなく。
暫くして motoからメールが来た。
「 もう (オリエンテーションに)向かっているから 電話するのやめさせて
電車の中だから 」
ん? あ・・そう。。。。 あっさり軌道修正?
私に甘えてみただけのこと??
私 「 あれ? 行かないんじゃなかった? ひとりで孤独に生きていくんじゃ? 」
moto 「 行くったら行くの! 」
私 「 だったら 最初から普通に行きなさい! 」
このやり取りのために 私はひとつ大事な約束をキャンセルしたんだぞ!!!!
・・・3日後。
昼に学校で現地解散の子供と入れ違いで 午後からは父母のオリエンテーションがあり
学校へ。
motoは友達数人と固まって何か楽しそうな雰囲気。
顔を見て一安心。 問題ない。 弾ける域に無事突入してる感じ(笑)
仲間とこれから横浜まで遊びに行ってくる・・・ と会話もそこそこに出て行った。
父母のオリエンテーションが終わり、 motoも戻ってきて・・・
そして何事もなかったかのように 普通に
「 宿題めっちゃ大変そうだわ。 感想文二つも書かなきゃいけないし、、、 」
なんて すっかり行くつもりで言ってるのを聴いて
「 あ、 行くの? でも、“安易に決めて” 後悔してるみたいだから 今ならまだ
引き返せるし あとでちゃんと話し合おう。 中途半端な気持ちで入って 途中で
やっぱり無理・・って簡単にやめるわけにはいかないんだから。 」
その言葉に バツが悪そうに あえて行く気なさそうに
「 規則も厳しくて なんか拘束されるから 嫌だな~ 」
と言ってみるmoto。 もう思いっきり振り切れて 「行きたい」くせに
素直になれなくて そんなことまで言っちゃう。 おばかですねぇ~
「 そういう人には 今のうちにやめて欲しいって 今 講義があったばっかり。
海外で全寮制で親元離れての生活だから、規則も守れないとか
それが嫌という人は あとあと問題起こしても困るから 今のうちに
よく話し合って 学校の趣旨に添えないなら他の学校を選んで欲しいって。
まだお金払ってないから 今なら間に合うからね。 」
かわいくないので、追い討ちをかけてやった(笑)
本当にこの高校に行きたい! なら、
まず 親に心配かけるようなやり方や
親に対して言うべき言葉じゃないことを言った非礼を侘びて
学校の あれがどうとか、これがどうとか文句を言わず
前向きに やるべきことに取り組む姿勢を見せない限り
母は 「許さない」のである。
1日がかりで アタマを冷やさせて
さて・・ 謝るきっかけを 頃合をみて作ってあげないと
さらに時間がかかりそうなので 声をかけてみる。
まぁ 素直に応じたので ひとつひとつ確認するように
言い聞かせ・・・ その流れで 私にも謝ることができ
主人にもお詫びし 高校に行かせてくださいと言えたので 程なく解決。
あーーー ほんとに家出されたら どーーしよーーーかと思った~~
内心は ちょっと怖かったです、、、、
それより 驚いたのが Joの成長振りでした。
なんと、 私とmotoの仲裁役を買って出た。
私の知る限り・・
これまでは 自分の感情、気持ちの方向からしか考えていなかったJoだった・・
そんなJoが 断片的に 今回の様子を見ていて 私にこう言った。
「 お母さん、 もう少し お兄ちゃんの気持ちも考えてあげようよ。。。。 」
その言葉は衝撃的でした。
(いや、気持ちがわかるからこそ、あえて こういうことになってるんだけどね、、、)
さらに。
「 お母さんが言うことは、“ごもっとも” だけどね、
でもね、 お父さんと違って ぼくたちは そんなに簡単には謝れないんだよ。。 」
( 主人は超短気なので、理由にかまわず、先ず怒る→ 事情がわかる→
納得する → 何もわからず怒ってしまったことを謝る・・・ので、
とりあえず、自分が悪いと思ったときに ちゃんと謝れるお父さんは
スゴイね!と 子供たちにはそう言っている。
その前に超短気をなんとかすれば良いのだけどね、、)
ごもっとも・・って Jo、、、、 (^^;
でも、ちょっと感動でした。 まさかJoにそんな風に言われるなんて
想像もしてなかった。 Jo、 大人になったね。。。。
10才の弟に 擁護される 兄15歳(笑)
私とmotoが険悪な雰囲気を漂わせている半日、
父は 何も知らなかったかのように・・・ いや、むしろmotoに気を使っていて
さらに 私だけ悪者にしてる感じが腹立たしく(笑)
Joも motoの顔色ばかりを伺って 早くいつもの和やかムードになることを
願っていたのでしょう。。。
私が一人で怒ってたような感じでしたが
でも、ここは・・そのまま何もなかったことには・・・できなかったし
したくなかったから。
本人も悪かったという自覚がちゃんとあったし
けじめも付けれて良かった。
これで 当分 ぶれずに前向きにやるでしょう~