年収1500万vs500万「集中、思考、計画、実行」効果満点テクニック【1】
・・・・・前略・・・・・
(ちなみにこの前に書いてある文章には、
手帳の重要性とか、
高年収者ほど「緊急ではない重要事項」を重視する
傾向があることなどなどが、書かれてあります)
■「聖域」にどれだけ重要な仕事ができるか
集中力に関しては、「1日や1週間のうちで、最も集中力を発揮できる
時間帯を把握しているか」「集中力を発揮できる時間帯や日を
十分に活用しているか」の設問で、
年収1500万円以上が「少しあてはまる」まで含めて
20ポイント前後の差をつけている。
集中力を発揮できる時間は、最も効率が上がるレバレッジの
利く時間であって、1日における「聖域」ともいうべき
時間帯だ。通常は午前中だろうが、この「聖域」に
どれだけ重要な仕事ができるかがポイントになる。
経済評論家の波頭亮氏によれば、
仕事には機械に置き換えることが可能な「マニュアルレイバー」と
人間にしかできない「ヒューマンワーク」があるという。
当然ながら「聖域」には付加価値の高い知的な
「ヒューマンワーク」をすべきである。
伝票整理などの作業に充ててはならない。
税理士の資格を取ったある女性が「家事は眠くなってからする」
と言っていたが、頭の働く「聖域」には勉強をして家事は
しないという発想は面白いと思う。
私自身は「聖域」に締め切りのある仕事はしない。
以前はこの時間帯にメルマガを書いていたが、
締め切りのある仕事はどんな時間帯でも
自分を追い込めばできるので、
「聖域」には締め切りのない考える仕事を充てている。
人に仕事を頼むとき、できるだけ早い段階で頼み、
打ち合わせの時間を十分にとるのは当たり前のことだろう。
これに関する設問の中では「仕事を頼むときは全体の
スケジュールや、占める役割を伝える」の結果が目を引いた。
「あてはまる」と答えた人は年収1500万円以上では
500万円台の2倍以上になっている。
役割を伝える大きな理由は、相手のモチベーションを
上げることだろう。
これにより、よい成果につながることは自明だが、
相手を尊重しているところに意味がある。
相手が部下なら長期的視点に立った人材育成を意識
していることになる。
逆に、役割を伝えないのは、目の前の作業にとらわれ、
相手の気持ちや成長まで考えが及んでいないということだ。
人は人のために働くことで報酬を得るのであって、
作業はそのための手段にすぎない。
作業をしたからお金をもらうというのは、
「マニュアルレイバー」の発想だ。
出来上がった製品の向こう側にも必ず人がいて、
人の役に立ち、人に感謝されるほど、お金がついてくる。
人にフォーカスするほど稼げるというのは、
1つのセオリーだと思う。
(フェイスホールディングス代表取締役社長、
経営コンサルタント 小倉 広 構成=榑松ひとみ)
【こてくんの感想】
ちなみに、わたしの仕事の聖域は、
仕事開始1時間前と仕事の入ってからの2時間。
たったの3時間である。
大概の仕事の出来は、この
3時間内に集約 されていると
言ってもいい。
「年収100万円」人材に成り下がる人
しごとの未来地図(3)より
世界初の編み機を次々と生み出す島精機製作所では、
新入社員採用の面接時に
「ちょっと立って、くるりとひと回りしてください」
とお願いし、「何か感じましたか?」と尋ねるという。
応募者の感知力を試しているのだ。
ある雑誌の対談でお会いした際、島正博社長はこう教えてくれた。
「ひと回りする1秒の間に何も感じなかったらゼロ。
ゼロに何を掛けてもゼロ。
たとえ1秒でも何かを感じる感性がほしい。
感じなければ、一生何もなくて終わってしまう」。
「五感で感じたことが、第6感(閃き)にゆきつく」と島社長は強調する。
それでは、どうすれば感知力を磨くことができるのか?
何より大切なのは、日常生活において「観察」する癖を
身につけることだ。
観察とは意識して見る、すなわち「観る」ということである。
常にアンテナを高くして、周りの事象や変化に目を凝らす。
周囲の事象や変化に気づくことが、「感じる」ということである。
何かを感じれば、そこから頭が回り始める。
なぜこうした事象が起きるのか、なぜ変化しているのか。
何も感じなければ、問題意識は生まれず、思考は始まらない。
私が若者たちと出会った定食屋でも何かを感じることはできる。
「場末の定食屋なのにすごい人気だ」
「日替わり定食を頼んでいる人が多い」
「無骨そうな親父さんと愛想のいいおかみさんの
2人だけで切り盛りしている」……。
何かを感じ、気づくことが起点となり、問題意識が生まれ、
疑問を持ったり、「なぜだろう?」と考え始める。
そして、それが自分にとっての新たな「発見」となり、
「発想の芽」となる。
観察対象を変えることによって、新たな刺激を得ることもできる。
私はできるだけ同じ道を通らないようにしている。
いつも降りる駅のひとつ手前やひとつ先で降りて、
歩くこともよくある。電車ではなく、バスに乗ることもある。
こうした行動は、異なる環境に身を置くことで、
異なる観察対象と出会い、異なる刺激を得ることが目的である。
アンテナを高くすることも大事だが、対象物がいつも同じでは、
同じものしか知覚できない。
「日常の非日常化」はナレッジワーカーになるための
とても効果的な方法論のひとつである。
デジタル全盛の時代だからこそ、アナログが武器になる。
時にスマホや漫画を置き、街に出て、観察してみよう。
街には感知力を鍛えるための材料がたくさん転がっている。
早稲田大学ビジネススクール教授 ローランド・ベルガー会長 遠藤 功
【こてくんの感想】
>「・・・・
ゼロに何を掛けてもゼロ。
たとえ1秒でも何かを感じる感性がほしい。
感じなければ、一生何もなくて終わってしまう」。
き、厳しいなぁ~~~~。
で、でも・・・・ひとりくらい無感な人も
雇った方がええんとちゃうの??
『無感な人』を見て、何かを感じる敏感な人も
いるかもしれないじゃん。
まっ、そんな金、ないか。(笑)
>時にスマホや漫画を置き、街に出て、観察してみよう。
逆に言うと・・・・
いつもは漫画を見たことが無い人や、
スマホを触ったことのない人が、
そうすることが、また・・・・
『好奇心』を高め感知力を
鍛えることにもなる
ともとれると言う事でもある。
文章を鵜呑みにしてはいけない。
ひっくり返して、また読んで見るのだ。
『本物の』別のヒントがそこにあるのかも
しれない・・・・(笑)
まっ、こういうことは、本当の答えなんて、
実際はないのかもしれない。
わたしも、よーわからんけどねっ。(笑)