かおりんふぁんこてくんのひまつぶし自分史

かおりん(南かおりさん・関西のMCタレント)ふぁんのこてくんの独り言が書いて あります。将棋「も」大好きです。

その時、指し手が動いた(4)変質した欲

2007-04-30 18:53:53 | 山崎隆之八段
写真は関西将棋会館が誇る『盛り上げ駒』です。

山崎先生から『金3枚』っ。
くうっ~~~~気持ちいいっ!!(笑)
ゴールドマンサックスやでぇ~~~(ぉぃぉぃっ)
(あまりな成金主義で、こてくん舞上がってます・・・・・)


前回は▲72香成に対して山崎先生が同玉と取った
シーンでしたが・・・・・・

▲こてくん
△山崎七段(飛香落ち・うわて)

本譜

▲52竜△62香▲84桂△83玉「▲57竜」△56歩
▲72銀△74玉▲66竜「△85歩」▲55金△73金

「△85歩」は手筋・・・・・
敵の打ちたい所にといういつもの・・・・・。



「▲57竜」と指した時、実は▲82金は見えていました。
・・・・・・・が、
その後が全然わからずに頭がホワイトアウト現象を
起こしていました。

そうなのです。急に勝ちたいという欲が、
鎌首をもたげてきたのです。

環那ちゃん相手の場合だったら、将棋よりも
「写真撮りたいよぉ~~~~!!」
なんて欲が強いのでこんなことはないのでしょう。

しかし、相手は「あの」山崎七段です。

勝てばもちろん、こてくんの将棋歴で言う所の
「大金星」なのです。

そう、ここは詰んでいたのです。
▲52竜△62香▲84桂△83玉(▲82金)△同玉
▲62竜△93玉▲83金△同玉▲72竜△93玉
▲83金までと・・・・・・・

いつものこてくんなら、簡単だったでしょう。
しかし・・・・・・山崎先生相手に持ち駒
金3枚を持っている展開と言うのが、
すでに異様なのです。

金持ちになると、かえってお金が捨てられなくなると
いいますが・・・・・・・なるほどねぇ~~~(笑)

もっとも、見えていれば・・・・・・
そしてこの局面を問題で出されていれば
当然解けるのですが・・・・・・
まず、詰むかどうか考えなければならない。
ここが将棋のおもしろいところです。

PS・それにしても、山崎先生。
この場面で、やばいなんてこれっぽっちも顔に出して
なかったですねぇ~~~~。
それとも、僕が鈍感すぎたのかなっ(笑)
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