軍師官兵衛 第37回 「城井谷(きいだに)の悲劇」
(セリフは完全に覚えていないので、
ニュアンスだけしかあってないものも
ございます。
すいません)
「長政が危ういっ!!」
こてくん、もうお腹いっぱいです。(笑)
・・・・と言うのも
さしもの軍師官兵衛でも、地形があれでは(谷あいの死地みたいなもの)
増援を出すにしても、現在の言う所の二重遭難になってしまうのは
明白っ。
待つしか手が無かったのである・・・・。
が、それ以外の所では、黒田家臣団(というよりも
もはや黒田家老団・笑)
を使って、長政が逃げ帰れるようにと、
次々と手を打っているのでした・・・・。
「臆して出てこられないのか!!」
by 宇都宮鎮房
自信満々に兵を出したものの、
待ち伏せを食らって大敗した、長政。
追うものと追われるものが逆転するさまは、
見ていて盛者必衰を思わせるものがあります。
結果論なのですが、ここで、鎮房が長政を
倒せていれば・・・・
またまた違ったifが見られたのかもしれません。
そして、家康もその影響を食らっていたのかも・・・・。
さてと・・・・
落ち武者のごとく帰ってきた長政を、
官兵衛はぼこぼこに・・・・。
そして、城井谷を落とす策を考えるように・・・・
と、敗れた長政に
千尋の谷に突き落とすような更に負荷を掛ける事を
忘れない官兵衛だったのだが・・・・・
長政自体は、わたしとおんなじような性格で、
結構くよくよするタイプなので、
相当今回の負けが応えたようだ。
(ここで、糸に励まされています)
で、毛利の増援が来てくれたので、
えけいや小早川隆景などと相談して
攻めることとなった・・・・。
官兵衛・・・・長政に城井谷の攻め方の宿題の答えを
披露しろと言われて答えるも・・・・・
「付城がなんとかかんとか・・・・」
なんとなんと、コピペ解答。
なんか、以前どこかで聞いたような、
模範解答なのでした。 (笑)
まっ、仕方あるまい。
実際は
(1)付城を設けての兵糧攻めか、
(2)多大な犠牲を強いてでも、
昼夜兼行で戦い続ける
物量に物を言わせる出血戦!!
でしか落とせないのですから。
(2)は下策なので(1)しかない。
そういうことでありました。
まっ、しかし、えけいさんが宇都宮鎮房に和睦を
進めた時に暗に匂わせていたのは、
当然、物量の差でした。
どー考えても、一元領主と、天下人では器も動員兵力の差でも
段違いでした。
黒田の講和を受け入れ、
黒田家の家臣になる宇都宮親子。
つかの間の平和・・・・。
秀吉も「そうか、部下にしたか・・・・」
と苦笑いするのでした。
すっかり温和になってしまった、宇都宮鎮房さんと
忠勤に励むその息子さん。
人質になっていた、鶴さんも、なんか温和に
なったような・・・・・
そういう弛緩された空気が流れてきまして、
ああ、良かったなぁ~~~~と、
結末を知らなかったらミスリードさせられるような
うまい展開でした・・・・が、
秀吉は三成に官兵衛宛ての書状を与えた・・・・。
三成 「これでよろしいのでしょうか??」
疑問は多少あったのであろう・・・・
宇都宮を処分せよ・・・・という命令だったのだから・・・・・。
まっ、しかし、イエスマンの三成では・・・・。
一方佐々成政の処分も、秀吉の中では決まって
しまっていました・・・・・。
官兵衛に会いに行く佐々成政・・・・
「わしとあのお方とは、30年来の仲じゃ」
と秀吉の事を言っていた、成政だったのでしたが・・・・・。
いやいやいや。あんた。
※秀吉と仲が悪い事で、
超・有名じゃあねえのかよ (笑)
正直、びっくりしてしまいました。
あまりにも阿呆じゃねえかよ・・・・と。
※秀吉と仲が悪いことで・・・・・
(実際の所はよくわからないです。
ただこてくんはゲームの影響も受けているので
こういう発言になった模様です。
「さらさら越え」(立山連峰を越えて、
当時秀吉と和睦した家康に、再度秀吉と戦うように
と自身が伝えにいく)を行うんだから、
相当に秀吉と仲が悪いと思うような行動を
取っている。
もっとも、秀吉は成政さんの武将としての才は
愛していたようである。)
一方、肥後鎮圧の為に、官兵衛が留守で、長政が鎮座していた、
新居城・中津城に、清正と正則がやってきました。
彼らも肥後の一揆征伐の為に、九州に南下しているのにも
関わらず、わざわざ遠回りな中津まで来るなんて・・・・
ドラマの演出とは言え、ご苦労なことです。
(笑)
2人は
「このままでは、佐々成政さまの二の舞になってしまうぞ」
と長政に諫言。
長政・・・・何か感じたのか、
宇都宮鎮房を城に呼ぶことにしました。
まさか・・・・な。
(この後行われることは、
官兵衛の 『いい人伝説』 をあえて作る為に、
長政に罪を被せよったか・・・・
と思うくらいの非常な決断でした。
こうして、宇都宮鎮房と黒田長政の
『ぎこちない酒宴』
が行われる事となったのですが・・・・。
なんかなぁ~~~~~、豪勇の宇都宮鎮房さんが、
小心者になってる風にドラマでは見えてしまったのが、
不満かなぁ~~~~~(笑)
と思いつつも、緊迫した空気はなかなかのもの。
宇都宮さんも、「なんで呼ばれたんだろう??」
と気が気では無かっただろう。
酒といえば肴・・・・
それが合図でした。
奥に用意していた刀を、皆いっせいに
持ち、
たちまちにして、たくさんの黒田兵が
踊りこんで来ました。
宇都宮鎮房惨殺。
つい少し前は、宇都宮鎮房の追い討ちに、
命からがら城井谷から脱出した敗軍の将とは
思えぬ、手際良い処断でした・・・・。
それにしても、長政・・・・・。
一話で性格が豹変しよったぞ・・・・・。
末恐ろしい奴やな・・・・・。
ではではっ。