かおりんふぁんこてくんのひまつぶし自分史

かおりん(南かおりさん・関西のMCタレント)ふぁんのこてくんの独り言が書いて あります。将棋「も」大好きです。

「さらば武蔵」稲葉稔 角川文庫1034円(税込み)

2024-09-23 19:58:06 | たんぎん立ち読み委員会

「さらば武蔵」稲葉稔 

角川文庫1034円(税込み)

 

 

ネタばれ注意で、離しますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

島原の乱が第一話という妙な武蔵ものであります。

 

 

 

 

宮本武蔵 - Wikipedia

 

 

 

 

なんとなんと武蔵さん。

38ページにて大ダメージを負います。

一揆軍の投げた石が、右足に当たったのです。

 

43ページでは・・・・

 

刀を振り上げられても、

運を天にまかすように胸の前で十字を切り、

両手を合わせている。

 

その顔には微笑さえ浮かんでいた。

 

45ページ

(おのれは、喜んで殺され死んでいく百姓や

女子供に負けたのではないか・・・・・)

 

そして、熊本に行き、

弟子や熊本の殿や女中の清さんと幸せな

生活を送りながら『五輪書』を書き上げるという・・・・。

 

武蔵は、結局、

島原の一揆の人たちの境地に

達したのだろうか?

 

それとも、最後まで分からなかったんだろうか?

 

と読みながら考えさせる作品でしたね。

 

細川の殿様は両方優しかったですね。

 

そうそう、

 

 

巌流島 - Wikipedia

 

は、ちゃんとふなしまと書いてありました。

 

 

それにしても、最後の方は、

ある方に狙われてハラハラしながら読んでいました。

いや。無敗なんだから、ハラハラする必要はないのですが、

もうご老体で、一揆軍の石に当たるほどのまぬけさんですから、

なんぼ本人が無敗と言ってもね。そりゃね。

 

病気にもなってますし・・・・(笑)

 

ではではっ。

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