コンピューターに『サイン』をもらっても、嬉しくない。

「ウサギとカメ」ってあるじゃん？

あれの「ウサギ」のもっと上・・・

「ウサギ」じゃなくて「鳥」

宗谷見てると

自分は「カメ」か「地を這（は）虫」な気がしてくる

卑下している訳じゃなくてイメージな？



で　もって参るのは


「ウサギ」は過信して自滅してくれるけど


宗谷は


「天才」と呼ばれる人間のこたぶんにもれず

サボらない



どんなに登りつめても決してゆるまず

自分を過信する事がない


だから差は縮まらない


どこまで行っても





しかし「縮まらないから」といって

それがオレが進まない理由にはならん

「抜けない事があきらか」だからって

オレが「努力しなくていい」

って事にはならない


『３月のライオン』第４巻１１８ページ～

Ａ級の島田さんの言葉より


確かに、コンピューターは強くなったのだろう。
すでに抜かれている『わたし』がいうまでもなく
・・・・下手すれば、もう、

コンピューターを完膚なきままに叩き潰せる人って、
プロ棋士でも５０人いるのだろうか・・・・

と、思う時もある。


でも・・・・


強さだけが『プロ棋士』の存在理由ではないはずだ。

わからない局面を一生懸命に考えている
プロ棋士の姿を見て、

『なんと美しいっ！！』　と思うだけでも、


プロ棋士を生で見られて良かった、と、

そう思うのである。


それに、


将棋が強くても、コンピューターにひらがなの手書きで
（手書きと言うのも変だけど・笑）

『ぼなんざ』とか、サインをもらっても

ちっとも嬉しくないし、コンピューターじゃ
写真を撮る楽しみもないし・・・・。



やっぱ、将棋を指している、
そして、コンピューターの将棋ソフトを強くする為に、

『愚直』に努力しているのが『人間』だからこそ、


わたしも辛うじて『将棋ふぁん』に留まっている
理由なのかもしれない・・・・・。



・・・・。



それにしても・・・・。




わたしが、『努力しないカメ』なので、

環那ちゃんには、
ずいぶんと差をつけられてしまったなぁ～～～～（苦笑）






ＰＳ・先週の『週刊新潮』にも将棋の記事が
載っていてパワハラとか・・・・なんとか
書いてありましたが、


どーもわたしは『連盟』の内部には詳しくないので、
多分この事については書かないと思います。

でも・・・・

「いつものように『名人戦』の最中に、この手の話
を出してくるのだけは、
やめてねっ♪」

無駄だとは、わかってはいるのですが、
一応、

こてくんからの、お願いでした。（笑）