増岡弘さん死去 83歳 マスオさん、ジャムおじさんの声で親しまれ
スポニチアネックス / 2020年3月26日 16時19分
フジテレビ「サザエさん」のフグ田マスオ役、日本テレビ「それいけ!アンパンマン」の
ジャムおじさん役で親しまれた声優の増岡弘(ますおか・ひろし)さんが
3月21日午前2時53分、直腸がんのため死去した。83歳だった。26日、所属の俳協が発表した。
葬儀は家族葬で執り行った。お別れの会は故人の意思により行わない。
増岡さんは1936年、埼玉県生まれ。63年に「狼少年ケン」で
声優としてのキャリアをスタートさせた。
また、劇団「東京ルネッサンス」を主宰し、俳優としても活動した。
「サザエさん」マスオ役は2代目として1978年6月11日から41年間、
「アンパンマン」ジャムおじさん役は88年から31年間の長きにわたり
それぞれ担当し、19年8月に「高齢により」交代。長年の活躍を称え、
18年に、第12回声優アワード功労賞を受賞している。
フジテレビのバラエティー番組「有吉くんの正直さんぽ」の
ナレーションとしても知られ、一時休養もあったが、19年9月に番組復帰。
時折、代役が立てられることもあったが、
“降板”がアナウンスされることはなく、続けていた。
21日の放送も代役で放送されていた。
慎んでお悔やみ申し上げます。
悲しいです・・・・。
「ジャムおじさん」「マスオさん」など
優しそうな声の人が小心な上司を演じる時、
どのような声で演じるのか・・・・。
声優の深淵の一端を見せつける声優さんでした。
本当に残念です。