新生!最強信長軍(上)本能寺で死せず
中岡潤一郎
ヴィクトリーノベルズ(株式会社電波社)
950円+税
ネタばれありなので、
離しています。
主人公の光明寺一久(こうみょうじかずひさ)は
2023年の世界にいたのだが・・・・
いろんな不幸な事があって、岐阜で再起を図ろうと
して・・・・岐阜に着いた途端に、
信長に転生してしまい、
なんと本能寺の変の直前であった・・・・・。
なんとか光秀に事のあらましを聞いてもらった、
一久は、
その後、3か月ひきこもり、
着物のきつけや食事の作法。
家臣と話す時のふるまいとかを
覚えないといけない有様でした・・・・。
(44ページ)
そして、その3か月の間。
信長の指示が無い信長軍は、各地でやられまくって、
最大版図から、ちょっと欠けた状態になっていました。
ちなみに、信長に乗り移った一久は、
元の実力主義に戻すことにしたので、
信長の一門衆や
ひいきにしていた森成利(乱丸)にも
少し冷たいのでありました。
そして、明智光秀に山陰道を担当させ、
自らは、淡路島、そして、織田を裏切った三好康長を
攻めるのでありました・・・・・。
130ページに謎の言葉、
「ろじすてぃっく」と言う言葉も出て、
糧食や金銭の管理はうまい
転生後の「一久信長」なのでした。
と、妙に真面目に書いています。
作法とかは勉強したのですが、
3か月では、朝廷の作法なんて全然身につかないので、
朝廷工作どころか、
自分自身が京の朝廷に赴くことすら難儀なんて
・・・・。
いやいやいや、イフなんだから、
そこまで真剣に書かずとも(笑)
と、思わず笑ってしまいました。
花押のことも、ちょこっと書いてあるんよ。
(まあ、言葉がちゃんと伝わる所は
大目にみましょ・笑)
秀吉は、信長が殺されていたら、
敵打ちをするために、軍を東に進めるつもりでしたが
・・・・。
そして、家康は・・・・。
後は、山陰地方の戦いや淡路・四国の戦いが
書いてあります。
上の巻でこれです。下巻はどーなるんでしょうかねぇ~~~~。
ではではっ。