頼朝
「帰れっ。遅いっ。
わしは昼前からここでお主を待っておった。
無礼にもほどがある。帰れ。
遅参する者など、「いくさば」では役に立たん。
お前の連れてきた軍勢をみた。
敵に回ればこれほど恐ろしいことはない。
しかし、だからどうした。
礼儀を知らぬ者とは、天下草創の志を同じにできん。
じらして己の価値をつり上げようとしたか。
笑わせるな。さっさと帰れ!
一戦を所望なら受けて立とう。」
そもそもである。兵糧が頼朝軍にあるのかどうか
よくわからないうちから2万の軍勢を繰り出す
上総広常さんも凄いと思うのですが、
2万の軍勢を用意するのに時間がかかるのを
わかっているくせに、
そして、2万いるので本来は味方になってくれれば
嬉しいはずなのに、いきなり「遅いっ」といいだす、
当時わずかに300の大将の頼朝さん。
千葉の軍勢が増えて、少しマシになったとしても、
凄いハッタリのかましまくり具合に、
わたしはくらくらするのでありました。
ほんと、無茶しいやな。あの女狂い(頼朝)・・・・(笑)
いや・・・・ほんと。
たった1話で、大庭の軍勢を上回るんですよ。
清盛が頼朝の首をと、危機感をあらわにするのも
わかる気がします。
それにしても、重盛でませんね。宗盛はいるけど・・・・。
平重盛さん、もう死んでいるんでしょうねぇ~~~~。
う~ん・・・・。
ではではっ。
PS・奥州の藤原秀衡がちゃっかり「砂金」で
存在感を示していたのには、さすがだと思いました。
あの小道具(砂金)、ほんと、万能やねっ。