ブログを拝見していて、気づいたことがある。
ホトケノザ。
私は小さい黄色い花だとおぼえていた。
遠い昔、母方の祖父母の家に行く為、バスで降り立った時。
バス停まで迎えに来てくれた祖母と2人で、家までの道のりを歩いた。
畑が続くその道には雑草が生えていて。
祖母は小さな黄色い花を指さし、ホトケノザと言うんだよ、と教えてくれた。
それ以来、私の中でのホトケノザは、小さい黄色い花になった。
ブログの写真では、ホトケノザは赤紫色の花で、仏様の台座のような葉をしている。
小さな黄色い花の名を私なりに調べてみたが、どうやらノボロギクというらしい。
今頃の季節に、祖母と歩いた記憶は懐かしい。
花の名前も、私の中の黄色いホトケノザでかまわない。
新しいことがわかるブログの魅力は、また別の話で。
もう帰ることのできない遠い記憶に、小さい花が引き寄せてくれる。
祖母との想い出を思い返しているところだ。
のんのん