のんのんです。
今日は祖母が出した短歌の本、『捩り花』が目にはいり。
今の時間にやってきました。
母方の祖母は、執念の女(ひと)。
農家の仕事をしながら、短歌を詠んでいた。
祖父は粗削りで、祖母に短気を起こし。
それでも祖母は晩年、働き者の祖父を褒める短歌を作っていた。
夫婦は深いと。
祖父への短歌を目にするたび、考えさせられた。
祖母と最後に会った時。
『捩り花』をみせたら、頭を振った。
「なんにもならないものだよ」と言うように。
その静かな否定は、かなしかった。
祖母のすべてがつまっているのに。
私はなにも言えなかった。
それが最後の思い出。
私は祖母が大好きだった。
今でも祖母を思い出せば、笑顔になれる。
祖母の努力には到底、追いつけない。
小さい体で、大きな魂を持った人だった。
私に一体何ができるだろう。
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そらがみえるの。