母は 年を取ったせいか 色々 思い出話しをしてくれます。
同じ話しを 何度か聞かされることもありますが、
自分も 同じ様に老いると思うので 文句を言ってはいけません。
今日 お米を洗っていて、母がした思い出話しを
思い出したので書きます。
母には兄弟が多く末っ子でした。
子供の時 お手伝いで、お米を炊きました。
(田舎の家で おくどさん(かまど)で炊いたのでしょう。)
お母さん(私にはおばあちゃん)は
「お前が炊いてくれると 米の減りが少なくて 助かるわ~」 と
褒めてくれたそうです。
母は 褒められたものだから とても気を良くして、
何度も同じ様に 米を枡で計る時 少し減らして炊いたそうです。
でも 後になって 自分が親になり その時の事を思い出して、
あの時 自分が炊いたご飯の量は少な目で、
子供達は いつも通り食べたから、
多分 お母さんが 少な目に 済ませていたのだろうと
ようやく気が付いたという事です。
子供でいる内は分かりませんが、
親になると 親の気持ちがよく分かります。
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