一年前の今頃は開催まで一年を切って、機運もさらに盛り上がっていましたね。その頃に比べると、今の盛り上がりはどうなんでしょうかね?
コロナ渦の真っ只中、収束への見通しもつかない今、オリンピック・パラリンピックのことを話題にする人もあまりいないようですし(少なくとも私の周りには)、話題に上がったとしても、「開催は無理だろう」「早い段階で中止を決定し、発表すべき」といったネガティヴなものが多いですね。
オリンピックには莫大な利権が絡み、また政治的なものもあるでしょうし、我々が想像しうるよりも多くの、また大きな様々な事情により、簡単に「じゃあ、やめます」とも言えないのも理解できます。
でも、今の状況を事実だけ客観的に見たら、やっぱり中止という判断が妥当なのだと思います。
街中には、一ヶ月ほど前に取り払われるはずだったオリンピック・パラリンピックのポスターやら看板やらが、今だに見受けられます。後、一年弱同じものを同じ場所に残しておくんでしょうか?場所にもお金がかかりますから、、もう一年分のコストってかなりの負担増ですよね。ポスター、看板類にしてもさすがに劣化しますよね?なら、もう一度全てを新しく制作しなおすんでしょうか?でも、中止の可能性もある中、、身動き取れませんよね。。
昨日のニュースでも、アスリートには行動範囲を限定する条件で入国要件を緩和する、とありました。。もう、訳がわかりません。
全てにおいて無理をしているのです。無理をすればするほど、うまくいかない可能性は高くなりますし、うまくいかなくなった時のインパクトも増すんだろうと思います。
私はスポーツ大好きです。もちろんオリンピック・パラリンピック然り。東京オリンピック開催が決まった時は、恥ずかしながら涙したのを覚えています。さらに言うと、私の仕事もオリンピック・パラリンピックが中止になると、相当な痛手になります。
が、より冷静に、より客観的に考えれば考えるほど、やっぱり中止でしょうね。。そして、その決定は早いうちにされるべきでしょうね。本当に残念ですけど。