THE VOICE

人生のピークを超えるという事

先場所幕内優勝を遂げた照ノ富士のインタビュー。自身の置かれた環境と照らし合わせながら感慨深く見た。大関まで登り詰めた強者が、怪我や病気で序二段まで陥落。元大関というプライドもあり、想像を絶する屈辱感の中、強靭な精神と忍耐力で、見事という単純な言葉では言い表せないほどの素晴らしく、感動的な復活優勝だった。

自分のサラリーマン人生のピークは去年であったと認めざるを得ない人事発令を受け早半年。プライド捨て、屈辱感を押し殺し、二十代、三十代の若手チームの一員として日々の業務をこなす。サラリーマン社会で照ノ富士のような復活劇は、少なくとも私の会社では、おこり得ることはないだろうが、、それでも彼の復活優勝は私にとってはなんとも心地よく勇気付けられる快挙であった。

誰にもピークがあるという事実をしっかり受け入れることで、ピーク後のサラリーマン人生の過ごし方も変わってくるのではないか。大関には戻れないし、優勝もできないだろうが、少しでも周りの助けになるよう、与えられた役割を粛々とこなす、それが自分の今のポリシーである。

そんなことを思いながら、九時からの半沢直樹を楽しみにシャワーに入ります。

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