反省したお話です。
すると、横から人がぶつかってきました。
「あっ、」と思った瞬間、白く細長い杖が目に入りました。私は、視覚障害者の方々に方向を示す黄色い点字ブロックの上に止まっていたのです。
その方に対して、「すみません!」と何度も謝りました。
しかし、私が謝るのと同時にその方も「すみません」と私に謝りました。その方が謝る必要は全くなく、100/0で私に非があるわけです。本当に申し訳なく感じました。
杖をつきながら先へ進むその方に頭を下げて改めてお詫びしました。
私にとっては何気ない事や物でも、それらが必要であったり、大切な人たちもいらっしゃるんだ、という当たり前の事実を改めて認識させられました。
すみませんでした。
反省しています。