この映画もそうですが、時折アメリカという国が抱える問題(地域間格差、人種差別、宗教、移民、貧富、銃社会 etc)を垣間見ると、何だかがっかりしてしまいます。
世界一の大国、自由の国、アメリカンドリーム等、アメリカを形容するこれらの言葉は間違っているとは思いませんし、経済、文化、スポーツ、社会科学等、世界をリードしていることも事実です。
しかしながら、そういったポジティブなアメリカにあるネガティヴな部分(闇)の巨大さ、根深さ、深刻さを知ると、果たしてアメリカがそこまで良い国なのだろうか、と思うのです。
観光で行くようなロサンゼルスやニューヨークなどの我々が知る光景は、ごく一部のアメリカであり、本来のアメリカとは普段は我々が目にすることもないような部分なのかもしれません、というか、恐らくそうなんだろうと思います。
海外に暮らして、海外のことを学び知れば知るほど、、日本って、本当にいい国だなぁと思うのです。平均点は相当高いはずですよね。
日本のことをあまり評価しない日本人も多くいらっしゃるようですが(外国と比較しながら)、完璧な国はないんですよ、夢の国もないんですよ。もう一度言いますが、日本の平均点は高い、と私は思います。
日本の政治家のレベルだって高いと言えない人も多いですが、私が暮らしてきた外国でも政治家ってそんなもんですよ。