自宅から歩いて10分位の所に家の畑があるんですが
昨日、前を通ったら一本の梅の木が堂々と花を咲かせ
畑の真ん中に凄いだろ~お前の母さんが咲かせてくれたんだぞ!
っていう感じで咲いていました。
梅の花を見ながら・・・・・
そう云えば前に、母が植木や花を咲かせるより
どうせなら実がなれば食べられる木を今度植えて
実がなったら食べたい時に食べるんだ。って・・・
言ってた事を思い出しました。
皮肉なことに・・・母は
キウイ以外は多分口にすることなく旅立ったのだと思います。
母が亡くなる少し前に家の玄関先に
ある日、初めてみかんの木に実がなって母に尋ねると
庭先に色々な種類のみかんや、甘夏や八朔、とか
何を植えたか忘れちゃったけど植えたんだ~と
話してくれた。
まだ酸っぱそうだから年が明けたら一緒に取って食べてみよう!
って・・。
年が明け母がすぐに亡くなってしまったから
結局、母とは食べることも出来なかったし
私自身、ショックからなのか?
母が亡くなってから先月まで果物が一口も食べることが
出来なくなってしまっていたので
色々な種類のミカンが実っていたのに
口にすることが出来ませんでした
生前、母に生意気な私は偉そうに母に向かって
死んでから人に悲しんでもらえるような人。
感謝されるような年寄りでいなさい!と言って
キツイ言葉を浴びせながら怒鳴りながらいた私ですが
私の心配をよそに母はとっても、人に良くしていた立派な母でした。
母が亡くなってから、たくさんの人が母を思い出して
涙しながらあれこれといろいろして貰ったと・・。
良くして貰ったと・・・・。
会えばいつも元気で明るくて
笑顔でいい人だったのに・・・って。
たくさんの嬉しい言葉を今でも聞きます。
本当に立派な母だったんだな~~
そして母は一人になった私が頑張って生きられるようにと
たくさんの人に色々してくれて居たからこそ
私はたくさんの人に支えられて今を生きていられるんだと実感。
今は、旦那さんが母の代わりに傍にいてくれて・・・。
お金は大事だけどお金が全てじゃなくて、お金より
人に恵まれる幸せの方が宝物で大事なんだよ。と・・
年末に母が残してくれた言葉。胸に沁みます。
今日もいきなり、知らないおじさんが
椎茸をたくさん持ってやってきました。
母が亡くなった事を話すといつも畑で仕事して
元気そうだったのに、知らなかった。って
母にもう会えないことを残念そうに帰って行きました。
ある人には、娘が心配でまだまだ死ねない。
娘が心配だから100歳まで生きるんだ~って
早く、彼氏と一緒になって欲しいんだけど
家の娘はバツイチだし子供も産めないから
家からは言えないからね~~って話してたとか
書いても書いても書ききれない位
母の事を思いたくさんの人が思い出話をしてくれます。
不思議なことに、母が亡くなってから色々な事が起き
そして、不思議なことに全て、母が導いているのか??と言うことが
重なって起きています。
旦那さんともきっと、お母さんが色々して暮れている感じがするんだ!と
良く私に話してきます。
母は私が傷つかないように、自ら命を絶とうと思わせないように
あれこれと、私が頑張って生きる様に見えない力で見守ってくれているような気がします。
不思議と、母が亡くなってから母との絆がより強くなった気がします。
生きている内に仲良く出来ればよかったのにね・・・
本当にそれだけが、残念ですが、今ごめんね!と思えるだけ許してくれるか?
親子だから・・って都合よく思って毎日、朝起きて
母に向かって笑顔で“おはよう!”と声かけてます
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