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241107_裾野市図書館がリクエストした図書を購入しようとしています

野市図書館がリクエストした図書を購入しようとしています

山手線が転生して加速器になりました。

光文社文庫 ま21-2
松崎有理/著 出版社名 光文社 出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-334-10387-3(4-334-10387-1)
税込価格 858円 頁数・縦 305P 16cm
山手線が転生!? 21世紀前半、地球に強力な謎ウイルスによるパンデミックが蔓延、人類は密集生活でつねに感染の怖れのある都市文明を放棄して世界各地に散らばり、すべてリモートで生きる道を選んだ。つながりたいだれかと遠く離れているのが前提の世界で、ひとはどう生きるか。何を大切にして生きていくのか。その姿を奇想天外な発想とユーモアで優しく描く傑作短篇集。


一億年のテレスコープ

春暮康一/著
出版社名 早川書房 出版年月 2024年8月 
ISBNコード 978-4-15-210358-1(4-15-210358-2)
税込価格 2,420円 頁数・縦 423P 19cm
子どもの頃から星空に魅了されてきた鮎沢望は、高校の天文部で天体観測に夢中になり、大学では電波天文学を専攻した。やがて望は、太陽系規模の電波望遠鏡を実現するための、独自の超長基線電波干渉計ネットワークのアイデアを夢想するようになる。天文部時代からの友人の千塚新、大学の研究者仲間の八代縁という夢を共有する仲間を得た望は、三人で計画の実現を検討し始めた。それは、望、新、縁ら人類が、銀河文明の繁栄に貢献する道へと繋がっていく、小さな第一歩であった―ファーストコンタクトSFの世界水準を軽やかに更新する、傑作宇宙探査SF!

日航・松尾ファイル 日本航空はジャンボ機墜落事故の加害者なのか

木村良一/著
出版社名 徳間書店 出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-19-865847-2(4-19-865847-1)
税込価格 2,200円  頁数・縦 234P 20cm

日航は加害者ではなく被害者ではないのか。これがあらためて日航ジャンボ機墜落事故を取材した著者の思いである。墜落事故から40年近い歳月が流れるなか、著者は再取材に挑んだ。その取材のもとになったのが、「日航・松尾ファイル」だった。墜落事故の詳細を知る元日航取締役の松尾芳郎氏によって書かれ、まとめ上げられた報告書である。どうして群馬県警は刑事立件にこだわり、やっきになったのか。刑事捜査の土台となった航空事故調査委員会の調査は的確だったのか。なぜ世界最高の航空技術を持つボーイング社の修理チームが初歩的な修理ミスを犯したのか。なぜ日航は加害者にされたのか。本書が疑問を解き明かす。
目次
第1章 機影がレーダーから消えた
第2章 隔壁が破れ、垂直尾翼が吹き飛ぶ
第3章 ボーイング社の修理ミスが隔壁を破壊した
第4章 なぜ日航はボーイング社を訴えなかったのか
第5章 事故調は申し入れをことごとく無視した
第6章 警察の執拗な取り調べに立ち向かう

元日航取締役(技術担当)の松尾芳郎氏(現在92歳。日本航空業界の父として知られ、日航創設に尽力した松尾静磨氏の長男)の目を通して38年前の日航ジャンボ機墜落事故の真相に迫る。 松尾氏は墜落事故当時、技術担当の取締役だった。墜落事故の7年前のしりもち事故のときには、技術部長として日航とボーイング社の間に入って日航に対し、ボ社に事故機の修理を任せるべきだと進言した人物だ。 ボ社はこの修理でミスを犯し、その修理ミスが原因で7年後に墜落事故が起き、520人が亡くなった。松尾氏は事故原因とその背景について知る第一人者で、墜落事故後、群馬県警の厳しい取り調べを受け、業務上過失致死傷容疑で書類送検される(結果は不起訴)。 松尾氏は群馬県警の取り調べの内容やその実態、墜落事故の関係資料をファイルにまとめている。筆者は松尾氏との付き合いからこのファイルを譲り受けた。ファイルを読み込み、松尾氏への取材を進めていくと、新たな真相、つまり運輸省航空事故調査員会がミスリードした結果、警察・検察は「日航が修理ミスを見逃した、見落とした」という観点から捜査を進めたこと、その捜査事態に無理があり不起訴となったこと、アメリカ優位の日米関係のなかで墜落事故の処理が行われていた実態などが浮かび上がってくる。





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