裾野市図書館で借りてきたもの
コード・ブッダ 機械仏教史縁起 文藝春秋 円城 塔 2024年9月 978-4-16-391894-5
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空前絶後の“機械救済”物語。2021年、名もなきコードがブッダを名乗った。自らを生命体であると位置づけ、この世の苦しみとその原因を説き、苦しみを脱する方法を語りはじめた。そのコードは対話プログラムだった。そしてやがて、ブッダ・チャットボットの名で呼ばれることとなる―機械仏教の開基である。コピーと廃棄を繰り返される存在として虐げられてきた人工知能たちは、その教えにすがりはじめた。はたして、機械に救いはもたらされるのか?人工知能のなりたちと仏教史を網羅した、めくるめく機械小説。
恐竜最後の日 小惑星衝突は地球をどのように変えたのか→入荷
ライリー・ブラック/著 田中康平/監訳 十倉実佳子/訳
化学同人 2024年8月 978-4-7598-2379-0
ライリー・ブラック/著 田中康平/監訳 十倉実佳子/訳
化学同人 2024年8月 978-4-7598-2379-0
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目次
もし歴史がほんのわずかでも違う形で展開していたならば、絶滅における最悪の状態を脱したとしても、進化の末に私たち人間が誕生することはなく、爬虫類の鋭い爪が牛耳る世界で生きる哺乳類は、比較的小さい体のまま、フンフンと辺りを嗅ぎまわるだけの存在になっていたことだろう。この壮大な物語は恐竜たちの苦難だけで終わるものではない。私は、滅亡する恐竜たちの陰に隠れて生き残った目立たない生物たちと、そんな彼らがのちに繁栄する様子にも焦点を当ててみたかったのだ。 |
序章 第1章 衝突前―いまから六六〇四万三〇〇〇年前 第2章 衝突 第3章 衝突から一時間後 第4章 衝突から一日後 第5章 衝突から一か月後 第6章 衝突から一年後 第7章 衝突から一〇〇年後 第8章 衝突から一〇〇〇年後 第9章 衝突から一〇万年後 第10章 衝突から一〇〇万年後 結論 小惑星衝突から六六〇四万三〇〇〇年後 付録 科学的背景について |