花散る宮廷の女たち〜愛と裏切りの生涯 全37話(2017年)
時は康熙帝の時代。皇帝は、重臣の娘たちを集めて選抜試験を行った。公主の学友となり、ゆくゆくは皇子たちの妃候補になる子女を選出するためだった。その中でも、武将として活躍する年羹堯の妹・ねんしゅえんは文武ともに優れた才を発揮し、共に試験を通過した加蘭、凝秀らと宮廷に仕える身となる。早々に皇太子に目をつけられて熱烈なアプローチを受けるねんしゅえんだが、すでに幼なじみと将来を誓っており、内心では一日も早く役目を終えて出ていきたいと思っていた。しかし宮廷内で起こる様々な事件を皇太子と解決し、皇太子の本質に触れていくうちに、やがて二人は想い合う間柄になっていく。一方、第四皇子もかねてからねんしゅえんを気にかけていたが、皇太子の権勢もあってねんしゅえんを遠くから見守るしかなかった。しかし後継者争いが表面化してくると、その関係は思いがけぬ展開を見せることになって…。