法師温泉 デジタル版画 角次郎
1200年前の開湯]。ウェブサイトには弘法大師巡錫の折の発見とある。宿の開業は明治8年。法師乃湯はラウンドトップの大窓を持つ明治28年建築の鹿鳴館様式の建物で[4]、建築後1世紀を経ており浴槽の底には一面に玉石が敷き詰められその隙間から温泉が自然湧出する仕組みになっており、4つの浴槽は温度が微妙に違っている。大浴場の脱衣所は男女別になっているが、浴場は混浴となっている。浴場内の浴槽の周りにも脱衣箱が置かれており、これは常連が愛用しており、宿では昔から「法師温泉流」と呼んでいる。この浴場でかつて国鉄のフルムーンのポスター(上原謙と高峰三枝子が入浴している写真)が撮影され、一躍法師温泉の名が全国的に有名になった。与謝野鉄幹、与謝野晶子、若山牧水、川端康成をはじめとして多くの文人や女優の夏目雅子が訪れたことがある。
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