ブログのコンセプト的に病んだ話ばかりになりそうだし、何か前向きな話を…と好きなものについて話してみたりする。
私の好きなもの
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」
2015年に放映された機動戦士ガンダムシリーズの作品。
ガンダムと言ってもアムロやシャアが出てくる宇宙世紀シリーズと、それらと全く関係ないガンダムの名前や要素がある程度の別のロボットアニメアナザーシリーズがあり、例えば最近のだと水星の魔女やSEEDなんかがそれですね。
鉄血は後者のシリーズで、絶滅戦争の後で荒廃した世界を舞台に少年兵たちがガンダムを駆って戦うという非常に泥臭くて殺伐とした物語となっています。
少年たちは孤児ばかりで、自分たちがまともな仕事で静かに暮らすことを夢見て世界を支配するギャラルホルンだの北斗の拳みたいな宇宙海賊だのヤクザだのと時には味方、時には敵同士と関わっていく…
当然、最初の状態のガンダムは昔の絶滅戦争で放置されていたのを動かせるようにしただけなので倒した敵から剥ぎ取った装備だの盃をもらったヤクザの工房で強化・回収されていきます。
そもそもガンダム自体、絶滅戦争の時に暴れ回った怪獣っぽい敵ロボットを討伐するためのものなので今思えばガンダム版のモンハンをやりたかったのかなぁ…と
武器も棍棒、二刀流、ランス、太刀…とモンハンっぽいですし。
そんなこんなでプラモデルも統一企画やフレーム構造などで安価で組み立てやすく、世界観的にカスタマイズの幅も広いと理想的なオモチャだったりします。
僕はこのアニメすごく好きで、作中に出てくるヒューマンデブリと呼ばれる人種のエピソードが好きなんですよね🙂
彼らは色々な事情で、宇宙で拾ったゴミ(デブリ)くらいの値段で売り買いされている少年たちです。
そんな扱いなので自尊心がボロボロで、
〜敵に生き別れになった弟がおり、自分を庇って死んでしまった〜
「最近みんなと楽しく過ごしていたけどヒューマンデブリが幸せになっていいわけないからバチが当たったんだ」
〜友達が出来たが大ピンチなので庇って死ぬ〜
「お前と仲良くなったおかげで、死にたくないと思いながら死ぬことになってしまった。だけどありがとう」
こんな悲しいセリフが飛び出てきて、この世界のロボットに脱出装置なんて優しいものないので血まみれになりながら死んで行きます。誇張抜きで。
チビッコが見る時間帯のアニメですよこれ
その度に悪い意味での思い出が増えていき、主人公たちのガンダムの一機は最初のセリフが出てくるシナリオで手に入るガンダムですし
二番目の後は自分の仲間を殺した敵を報復で倒し、また仲間を殺され…と2期のシナリオ的にお辛い展開が続くことになります。
アニメを見ていて「もうやめたげてよぉ😭」なんてなったのはこの最終回くらいなもんですよ…。
とはいえマトモな奴ほどFeel so badなタフボーイでないと生きて行けない世界も、少し良くなる兆しが出てはいるので全く救いがないわけじゃないんですけどね。
ライドェ…
詳しくは本編を見てもらえれば…として当時はアニメ見たら即ガンプラを買いに行けば買えた良い時代だったなぁとここ最近のガンダム絡みのニュースを見る度に思う溜息ばかり出てしまうのです。
はぁ。。。
今はHGのガンダムバルバトスルプスレクス(主人公のガンダムの最終形態。めちゃかっこいい)を組んでおり、モチベ上げにDアニメストアで本編を流してるんですが本当に面白いですね。鉄血のオルフェンズ。
正直、思い出とか色々あってもっと語りたいんですが最初ということでまずは軽く。